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海外ホテル予約サイトのおすすめ11社を徹底比較【2023年最新版】

海外ホテル予約サイト11選 (1)

旅行やビジネスで海外のホテルを予約する場合、予約サイトを経由することが一般的です。
しかし海外ホテルの予約サイトはたくさんあるため、どのサイトを使うべきか悩む方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、「使いやすさ」や「安さ」、「サポートの充実さ」といった視点から、海外ホテルの人気予約サイト11社を徹底比較しました。
比較した上で、それぞれのサービスを利用するメリット(強み)とデメリット(弱み)、おすすめしたい人・ケースも解説しています。

海外旅行や海外出張・駐在を理由にホテル予約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
ちなみに、記事を読む時間がない方に向けて、結論を先にお伝えしておきます。
くわしく知りたい方は本文に進んでいいただければと思います。

【結論】

  • 安さ・使いやすさ・ホテル掲載数を重視 ⇨ Agoda
  • アジア旅行、安さを最重視 ⇨ Trip.com
  • 頻繁に海外で宿泊する(目安:年間合計で1ヶ月以上の滞在) ⇨ Hotels.com
  • 航空券とのセット予約 ⇨ Expedia
  • ヨーロッパ旅行 ⇨ AgodaまたはExpedia
  • 国内企業運営のサービスしか使いたくない ⇨ JTB

海外ホテルの予約サイトランキング【上位11社を徹底比較】

世の中には数十以上もの予約サイトがあるため、すべてを比較検討することは簡単ではありません。

この章では、海外旅行で数々の海外ホテルに宿泊してきた経験をもとに、独断と偏見によって優良な予約サイトの上位11社をランク付けしてみました!
「使いやすさ」や「お得さ」、「サポート充実度」などの観点から、以下の評価基準によってランキング形式で紹介しています。

【評価基準】

  • 基礎点:「使いやすさ+お得さ+サポート充実度」の平均値
  • ホテル掲載数:◎+0.1、○+0.05
  • 最低価格保証(ありの場合は○):○+0.1
  • 口コミ数(多い場合は◎、ありの場合は○):◎+0.07、○+0.03

※あくまで、このランキングは何十以上ある予約サイトの中でも、特に優良な上位11社を比較した結果となっています。ランキング内で順位や点数が低い場合も、全サイトの中では優良なサービスである点にご留意ください。

サービス名 総合点
(おすすめ度)
公式サイト サービスの特徴 使いやすさ お得さ・料金 サポートの充実度・顧客対応 ホテルの掲載数 最安値保証 口コミ数
🥇Agoda 4.60
割引セールによるお得感やホテル掲載数の多さなど、全項目で高評価。サイトの使いやすさもピカイチ。 4.5
4.8
3.7

(250万軒以上)※1
🥈 Hotels.com 4.35
「10泊すると1泊無料」の特典が大好評。日本語によるサポートも用意されており安心。 4.0
4.2
4.2

(50万軒以上)※1
🥉Trip.com 4.25
アジア(特に中華圏)のホテルに強い。やや使いづらいものの、安さの点においては群を抜いている。 3.6
4.9
3.9

(140万軒以上)※1
×
JTB 4.23
国内最大手の旅行会社が運営なので非常に安心。使いやすさや圧倒的なサポートの手厚さが強み。 4.4
3.4
4.9

(比較的少ない)
※公式サイト調べ
× ×
Expedia 4.22
サイトの使いやすさが高評価。「AIR+割」や時間限定セールの有効活用で宿泊費を安く抑えられる。ただし、サポート体制にやや難あり。 4.3
4.1
3.6

(100万軒以上)※1
Booking.com 4.20
ホテルの掲載数は世界トップクラス。マップ上での検索や絞り込み検索などの機能が充実。安さにも定評があるものの、顧客対応や安心感にやや不安が残る。 4.5
4.0
3.3

(2,800万軒以上)※1
H.I.S 4.13
ホテルによってはやや料金が高めに設定されている場合はあるものの、大手ならではの手厚いサポートが魅力。 4.2
3.5
4.7

(比較的少ない)
※公式サイト調べ
× ×
エアトリ 4.05
「ホテル+航空券」セットでの予約で割引してもらえる点が魅力。ただし、手数料や使いやすさには厳しい口コミも。 3.6
4.5
3.8

(60万軒以上)
※公式サイト調べ
×
楽天トラベル 4.00
使いやすさや運営会社への安心感が強み。楽天ポイントを貯められる点も魅力。ただし、ホテル掲載数や安さの点に不安が残る。 4.1
3.8
4.0

(約6万軒)※2
×
ホテリア 3.93
日本語によるサポートを24時間365日受けられる点が魅力。平均以下の価格で予約できる場合は多いものの、ホテル掲載数自体の少なさやサイトの使いやすさに不安が残る。 3.4
3.8
4.6

(15万軒以上)
※公式サイト調べ
× ×
ホテリスタ 3.76
さまざまな割引特典や充実したサポートが高評価。ただし、他のサービスと比べて料金設定が高めのホテルが多い。 3.8
3.0
4.4

(比較的少ない)
※公式サイト調べ
×

【参考サイト】

※1  HOTELIER「宿泊予約サイト(海外OTA)のまとめ・比較」
※2  HOTELIER「「楽天トラベル」について知る」

海外ホテルの予約サイトとは?まとめサイトとの違い

海外ホテルのホテルを予約する手段は、大きく「予約サイト」と「まとめサイト」の2種類に分けられます。
予約サイトを使って海外ホテルを予約する際には、まとめサイトとの違いを理解しておくことが重要です。

予約サイト:手軽に宿泊したい方や、お得な特典を長期的に受けたい方におすすめ

予約サイトとは、直接ホテルの宿泊予約を行えるサイトです。
サイトの運営会社が自ら各ホテルの空室を保有している点が特徴であり、「Agoda」や「Expedia」、「JTB」などが該当します。

アイハナ
同じホテルでもサイトごとに宿泊料は異なるため、最安値で宿泊できるとは限らない点に注意が必要です。

ただし、直接予約できるため、一度会員登録することで毎回個人情報を登録する手間を省けます。

また、独自の割引セールや特典・ポイント制度などを設けているところが多いため、お得に海外ホテルに宿泊できるケースが多いのもメリットです。
ポイントが貯まることから、長期的に使い続けるほど相対的にお得に宿泊できる機会は増えるでしょう。
また、日本語によるカスタマーサポートなども充実している傾向があります。

デメリットと比べてメリットが大きいため、海外への旅行やビジネスでの渡航経験があまりない方であれば、予約サイトを利用するのがおすすめです。

まとめサイト:安さを最重視したい方におすすめ(ただし注意点も多い)

一方でまとめサイトとは、複数の予約サイトに掲載されている情報を一括で比較できるサイトです。
運営会社自らはホテルの空室を保有していない点が特徴であり、「スカイスキャナー」や「トラベルコ」などが該当します。

あるホテルに関して、各サイトの宿泊料や空室状況などの情報を一括で表示してくれる点が最大のメリットです。

 

アイハナ
一度の検索によって最安値で宿泊できる予約サイトを簡単に見つけることができます。

ただし、ホテルの空室を保有しているわけではないため、予約のたびに各予約サイトに移動した上で手続きを行う必要があります。
毎回宿泊するごとに利用する予約サイトが変わるため、ポイントが溜まりにくい上に、特典などの恩恵も得にくくなります。
また、個人情報の入力も都度発生する可能性があります。

加えて、まとめサイトには聞いたことがないような予約サイトの情報も表示されます。
中には怪しい予約サイトもあり、安さを重視して利用した結果、「サポートが不十分」、「正しく予約されていなかった」などの事態になり得ます。

こうした注意点もあるため、海外での旅行やビジネスの経験が豊富でない方に関しては、予約サイトの利用がおすすめです。

海外ホテル予約サイトの選び方

海外ホテルの予約サイトはマイナーなものも含めると何十種類もあるため、どれを使えば良いかは悩ましい部分です。
そこでこの章では、実際に海外旅行で予約サイトを使い続けてきた経験をもとに、失敗しない予約サイトの選び方を解説します。

海外ホテルの予約サイトは、以下4つのポイントで比較するのがおすすめです。

  1. 見やすさ・探しやすさ・使いやすさ
  2. お得さ
  3. 情報の豊富さ
  4. 運営会社の信用度

それぞれのポイントをくわしく見ていきましょう。

1.見やすさ・探しやすさ・使いやすさはどうか?

 

サイトの見やすさや、ホテルの探しやすさ、使いやすさをチェックしましょう。
この点が優れているかどうかで、満足できる条件の海外ホテルを効率よく見つけられるかが変わってくるためです。

「見やすさ」の判断基準

具体的には、以下の項目を満たしていれば「情報が見やすい」と判断できます。

  • ホテル名や価格、所在地等の重要情報が一つの画面に表示されている
  • 重要情報が大きな文字ではっきり書かれている

この条件を満たしている予約サイトを利用することで、無駄なクリックが増えたり、必要な情報を探すのに目を凝らす労力が発生したりする事態を避けられます。

「探しやすさ」の判断基準

具体的には、以下の項目を満たしていれば「希望の条件を満たすホテルを探しやすい」と判断できます。

  • 検索項目が多い(料金帯やエリア、部屋の大きさなどの条件で絞り込み検索ができる)
  • マップ上からホテル一覧を表示できる(観光地やスーパー等へのアクセスが良いホテルを選べる)

特に、検索項目に関しては、「自らの希望条件を満たす上で必要な項目が用意されているか」もチェックすべきです。
たとえば「客室内にキッチンがあること」を重視する場合、キッチンの有無で絞り込みできる予約サイト(Agodaなど)を利用すると、条件を満たさないホテルを除外して検索できるため便利です。
人によって希望の条件は異なるため、自らの目で複数の予約サイトを比較し、検索項目を確認することがおすすめです。

「使いやすさ」の判断基準

具体的には、以下の項目を満たしていれば「使いやすいサイト」であると判断できます。

  • 予約完了までの手続きが少ない
  • ページが移り変わる際の読み込み速度が速い
  • お問い合わせページや予約確認ページが分かりやすい場所にある

この条件を満たしていると、海外ホテルの検索・予約時はもちろん、予約後もストレスを感じずに利用できるでしょう。

2.お得に宿泊できるかどうか?

コストダウン

海外旅行やビジネスなどでホテルに宿泊する場合、可能な限りお得に安く宿泊できれば最高です。

安く宿泊するには、「最安値保証の有無」と「セール・特典の充実さ」を確認することがおすすめです。
また、複数の予約サイト間で実際に最安値を比較するのも効果的です。

安さを追求するならば最安値保証がある予約サイトを選ぶことがベスト

安さを重視して海外ホテルに宿泊したいならば、「最安値保証」がある予約サイトの活用がベストです。

最安値保証とは、予約サイトが掲載しているホテルの最安値を保証してくれるサービスです。
他のサイトでより低価格での掲載を見つけた場合には、差額分を返金または減額してもらえます。
つまり、最安値保証が用意されている予約サイトを利用すると、「実質的に」最も安い価格でホテルに宿泊できるのです。

ただし、最安値保証に関しては2つ注意点があります。

1つ目は予約サイトごとに利用条件が設けられている点です。
たとえばHotels.comの場合は、「宿泊施設、日付、部屋タイプが同じであること」などが条件となっています。
サイトごとに条件は異なる上に、詳細な条件が設けられている場合もあるため、かならず利用する予約サイトの要件を確認しておきましょう。

2つ目は、表示されている価格が最安値というわけではない点です。
最安値保証は、あくまで「より安い価格のプランが見つかった場合に、差額分を返金・減額するサービス」であり、表示額が最安値を保証しているものではありません。

セールや特典が充実している予約サイトを選ぶのもおすすめ

セールや特典が充実している予約サイトを選ぶのも、お得にホテル予約できる点でおすすめです。

たとえばAgodaでは、毎月最後の5日間限定で割引が適用される「お給料日セール」の開催や、誰でも利用可能な「3〜7%割引クーポン」の配布を行っています。
また、Expediaでは航空券とホテルをセットで購入した場合の割引制度(AIR+割)を設けています。

こうしたセールや割引特典が豊富な予約サイトを活用すると、表示価格よりも安い料金で海外ホテルに宿泊できる可能性があります。

複数の予約サイト間で比較検討するのも効果的

最安値保証には利用・適用条件もあるため、それだけで「最も安い」と判断できない場合もあります。
より確実に最安値で宿泊したいならば、複数の予約サイト間で宿泊するホテルの価格を比較検討する方法がおすすめです。
そうすることで、検索した時点においてどの予約サイトで宿泊するのが最もお得なのかを判断しやすくなります。

今回は一例として、「イタリア」、「タイ」、「フランス」、「オーストラリア」、「台湾」という5つの人気観光地にあるホテルを選定し、各サイトの最安値を検証してみました。
条件は下記の通りです。

  • 表示料金を基準(セールが適用されている価格もあり)
  • 2023年10月30日から1泊
  • 大人2名の宿泊料金
  • 税金および手数料込み
  • 基本的に同じ部屋タイプで比較
  • 人気観光地にある5つの人気ホテルで比較

※検索した時点とこの記事をお読みになっている時点では価格が変動している可能性が高い点にご了承ください。

上記の条件で比較した結果は以下のとおりです。
最安値は、2番目に安い価格はオレンジ、3番目に安い価格はピンクで色付けしています。

サービス名 ザ インデペンデント ホテル(イタリア ローマ) ジャスミンシティ ホテル(タイ バンコク) ニュー ホテル ラファイエット(フランス パリ) リッジスワールドスクエア(オーストラリア シドニー) シーザー パーク ホテル タイペイ(台湾 台北)
Agoda 35,538円 13,065円 30,241円 25,699円 14,202円
JTB 取扱なし 15,846円 33,890円 25,709円 16,478円
Hotels.com 45,553円 15,847円 31,747円 25,709円 16,478円
Trip.com 44,318円 12,282円 27,695円 25,669円 14,095円
Expedia 45,553円 15,847円 31,747円 25,709円 16,478円
Booking.com 42,099円 12,688円 31,836円 25,661円 19,357円
H.I.S 46,120円 13,030円 29,850円 32,980円 16,570円
エアトリ 37,035円 12,672円 35,466円 25,709円 16,268円
楽天トラベル 38,612円 11,098円 取扱なし 取扱なし 16,664円
ホテリスタ 65,900円 17,600円 35,800円 32,300円 20,100円
ホテリア 39,890円 13,010円 36,400円 27,610円 17,760円

今回比較した結果を見る限り、Trip.comやAgodaの安さが群を抜いています。

また、エアトリや楽天トラベルといった国内サイトも安く予約できる傾向があります。

ただし、上記の結果は「最安値保証」や「各種セール」を完全に反映していません。
最安値保証やセールを考慮すると、Trip.comとAgoda、次いでExpediaやHotels.comの利用がお得に宿泊したい方にはおすすめです。

3.情報の掲載数(ホテル数や口コミ数など)は豊富かどうか?

クチコミレビュー

予約サイトを比較する際には、安さだけでなくホテルの掲載数が多いかどうかもチェックしておきましょう。
たとえ宿泊料は安くても、掲載しているホテル数が少ないと、希望の条件を満たすホテルに宿泊できない可能性が高いです。
ホテルの掲載数が多い予約サイトであれば、安くてかつ設備や立地等の面で優れているホテルに宿泊できる可能性も高まるでしょう。

また、宿泊後に後悔しないためにも、口コミ(宿泊者レビュー)が充実している予約サイトを選ぶことも重要。
予約画面や公式サイトには良い部分しか基本的に記載しないため、マイナスな部分の有無や程度は判断できないケースがほとんどです。

アイハナ
記載されている内容がどの程度本当かどうかは、実際に宿泊した人でなければ分かりません。

口コミが充実しているサイトであれば、実際に宿泊した人の「生の声」をたくさん知ることができ、客観的な視点でホテルの良し悪しを判断できます。

その結果、「想像と違って残念」となるリスクを軽減できるでしょう。

4.信用できる運営会社かどうか?

ホテル予約

海外のホテルを予約する場合、予約サイトの運営会社を信用できるかどうかも重視すべきポイントです。

アイハナ
予約サイトはピンキリであり、中には劣悪な業者も少なくありません。

こうした業者のサイトを利用すると、「予約を確定したのに、実際には予約されていなかった」や「突然倒産してサイトがなくなってしまった」などの事態になり得ます。
こうしたリスクを回避するためにも、信用できる運営会社かどうかは慎重に確認する必要があります。

具体的には、各旅行サイトに対する口コミを確認したり、「旅行業の登録番号」の記載有無を確認したりすると良いでしょう。
また、海外企業が運営する予約サイトの場合、日本語によるカスタマーサポートがあると、万が一のトラブル時に対処してもらいやすくなります。

とはいえ海外の予約サイトに関しては、言語の壁や法律の違いなどを理由に、利用者から対応をめぐる不満の口コミも少なからずあります。
「運営に対する信用度」を最も重視するのであれば、国内企業が運営する予約サイト(JTBやエアトリなど)の利用がおすすめです。

特におすすめの海外ホテル予約サイト5選|各サイトはどのような人に向いている?

前述した11社の中でも、私が特におすすめするのは上位5つの予約サイト(下記)です。

  1. Agoda
  2. Hotels.com
  3. Trip.com
  4. JTB
  5. Expedia

以下では、各予約サイトの特徴や強み・弱みを解説します。

また、各予約サイトがそれぞれどのような方におすすめなのかも記載しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

1位:Agoda(アゴダ)

Agoda(アゴダ)
【4.60】


Agoda(アゴダ)は、世界最大級の旅行サービス会社「Booking Holdings Inc.」のグループ企業が運営する予約サイトです。
シンガポールに本社を置き、現在では250万軒以上のホテルを掲載しています。

アジア圏内に多数の拠点を置くことから、特にアジア諸国のホテル予約に強い予約サイトとして人気を集めています。
人気の高級ホテルはもちろん、他社が取り扱っていないコスパの良いゲストハウスやホステルも取り扱っています。

また、掲載されているホテル数の多さや表示価格の安さに加えて、多数の割引セールが随時開催されているため、当初の想定よりも安い金額で宿泊できるケースも少なくありません。

写真や口コミの多さ、操作性の高さから、希望に合うホテルを見つけやすい点も高い評価を集めています。

「情報の豊富さ」と「安さ」の両方が業界トップクラスであるため、ファミリーやカップル、一人旅など、あらゆるシーンでおすすめの予約サイトです。

強み
  • ホテルの掲載数が圧倒的に多い
  • アジア圏で特に強い(他にはないホテルが見つかりやすい)
  • 宿泊料金の表示額が安い
  • 割引セールが豊富なので、表示金額よりも安く宿泊できるケースが多い
  • 最安値保証あり
  • サイトが使いやすい
弱み
  • サポート面がやや手薄

2位:Hotels.com

Hotels.com(ホテルズドットコム)
【4.35】


Hotels.com(ホテルズドットコム)は、アメリカの大手旅行会社であるExpedia,Incのグループ企業が運営する予約サイトです。
現在は50万軒以上のホテルを掲載しており、宿泊料金の表示額が親会社であるExpediaと概ね同じである点が特徴的です。

そんなHotels.comが持つ最大の特徴は、10泊すると1泊分の料金がタダとなる「ホテルズドットコム・リワード」という特典が設けられている点です。
頻繁に旅行する方や海外出張などで長期的に宿泊する方であれば、他の予約サイトを活用する場合と比べてお得に宿泊できるようになるでしょう。

また、最安値保証や割引セールもあるため、表示料金よりも安く海外ホテルに宿泊できるケースは多いです。

加えて、日本語によるカスタマーサポートも提供されており、「安心さ」の点において海外企業が運営する予約サイトの中では高い評価を得ています。

頻繁に海外ホテルに宿泊する方や、「安さ」と「安心さ」を両立させたい方におすすめです。

強み
  • 10泊すると1泊分の料金が無料になる
  • 最安値保証あり
  • 割引セールによって表示価格よりも安値で宿泊できるケースが多い
  • 日本語によるサポートが手厚い
  • 大手旅行会社のグループ企業が運営しているため安心
弱み
  • 表示されている宿泊料は平均的〜やや高め

3位:Trip.com

Trip.com(トリップドットコム)
【4.25】


Trip.com(トリップドットコム)は、中国・上海市に本社を置く大手旅行会社が運営する予約サイトです。
世界200ヶ国と提携し、140万軒以上ものホテルを取り扱っています。

Trip.comが持つ最大の魅力は圧倒的な安さです。
前述した検証からも分かる通り、Agodaと同等かホテルによってはそれ以上の安さを実現しています。

また、中国企業が運営していることから、アジア圏に強い点も特徴の1つです。
他社サイトが取り扱っていない宿泊施設を掲載している上に、航空券+ホテルのセットもお得に購入できます。

加えて、日本語カスタマーサポートを24時間・年中無休で提供しているのも嬉しいポイントです。
困った際には日本語で相談できるため、海外サービスに特有の不安感を軽減できます。

サイトの使いやすさをめぐっては厳しい口コミがややあるものの、安さや充実したサポート体制がサービス品質をカバーしています。

アジア圏で希望の条件を満たすホテルを見つけたい方や、とにかく安く海外ホテルに宿泊したい方におすすめです。

強み
  • 表示料金は業界トップクラスで圧倒的に安い
  • アジア圏のホテルを多数取り扱っている
  • 日本語によるサポートが充実している
  • 航空券とホテルのセットをお得に予約可能
弱み
  • サイトの使い勝手(ホテルの探しやすさなど)に不安が残る
  • 最安値保証がない

4位:JTB

JTB
【4.23】


JTBは、旅行取扱額で国内トップを誇る大手旅行会社です。

最大の強みは、国内最大手の旅行会社が運営している点です。
大手が運営していることから生まれる安心感はもちろん、手厚いサポートや検索結果の見やすさなどが多くのユーザーから支持を集めています。

また、航空券とホテルを同時に予約できる「ダイナミックパッケージ」を活用することで、お得に予約できて、かつ手続きの手間を削減できるのも魅力です。

ただし、取り扱っているホテルの数は比較的少ないです。
また、宿泊料金もAgodaやTrip.comなどと比べると高い傾向があります。

そのため、ホテルの数や安さよりも「安心感」や「サポートの手厚さ」を重視したい方におすすめです。

強み
  • 国内最大手の旅行会社が運営している安心感
  • 手厚いサポート
  • サイトが使いやすい
  • ダイナミックパッケージで「ホテル+航空券」を一括予約できる
弱み
  • 宿泊料金がやや高い
  • ホテルの掲載数が少なめ
  • 最安値保証がない

5位:Expedia

Expedia(エクスペディア)
【4.22】


Expedia(エクスペディア)は、アメリカに本社を置く大手オンライン旅行会社です。
Expediaに加えて、前述したHotels.com、まとめサイトのトリバゴなどもグループ企業が運営しています。

最大の魅力は、「AIR+割」という特典によってホテルと航空券のセットをお得に購入できる点です。
最大で半額以下になるほどホテル代を割安で購入できることもあるため、旅行やビジネス目的で海外に行く方から大きな人気を集めています。

それ以外にも、早割やタイムセール中の割引など、数々の割引セールを開催しているため、表示金額よりも安くホテルに泊まれる可能性が高いのも嬉しいポイント。

また、シンプルなUI/UXによってホテル予約を簡単に行える点や、写真や口コミの掲載数が多い点などが高い評価を得ています。

ただし、サポート体制に対して厳しい口コミも少なからず見受けられるため注意が必要です。

航空券とホテルのセット購入を検討している方や、口コミや写真を見ながら慎重にホテルを決定したい方におすすめです。

強み
  • AIR+割によってホテル料金が格安となり得る
  • さまざまなセールの活用によって割引価格で宿泊可能
  • ホテル予約が容易な操作性や視認性の良さ
  • 口コミやホテルの写真に関する掲載数が多い
  • 最安値保証あり
弱み
  • サポート体制にやや難あり
  • 表示価格自体はやや高め

まとめ

今回お伝えした内容をおさらいすると以下のとおりです。

  • 安さ・使いやすさ・ホテル掲載数を重視 ⇨ Agoda
  • アジア旅行、安さを最重視 ⇨ Trip.com
  • 頻繁に海外で宿泊する(目安:年間合計で1ヶ月以上の滞在) ⇨ Hotels.com
  • 航空券とのセット予約 ⇨ Expedia
  • ヨーロッパ旅行 ⇨ AgodaまたはExpedia
  • 国内企業運営のサービスしか使いたくない ⇨ JTB

基本的には、安さや使いやすさ、ホテルの掲載数といった要素がすべて優れているAgodaを利用するのがおすすめです。
ただし、アジア旅行や航空券とのセット予約など、状況次第では他の予約サイトを使うのがおすすめなケースもあります。

私が海外旅行する際には、航空券とセット予約する場合にはExpedia、アジアのホテルをお得に宿泊したい場合にはTrip.com、それ以外のケースではAgodaを確認するようにしています。
このように使い分けることで、満足いく価格・条件で海外のホテルに宿泊しやすくなります。

今回お伝えした情報を参考に、ぜひ海外ホテルの予約サイトを最大限活用していただけると嬉しいです!