青森県青森市にある観光スポット「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」。
青函連絡船として実際に使用されていた八甲田丸が海上博物館として保存されています。
本記事では、青函連絡船八甲田丸のチケット料金やアクセスなどのスポット情報と、実際に見学してわかった見どころや見学所要時間を紹介します。
青函連絡船八甲田丸のスポット情報
まず最初に青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のスポット情報(開館時間や休館日、チケット料金)を簡単に紹介します。
開館時間・休館日
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の営業時間は以下の通りです。
- 夏季(4月~10月):9時~19時 ※入館受付は18時まで
- 冬季(11月~3月):9時~17時 ※入館受付は16時30分まで
休館日は夏季はなし、冬季は月曜日になります。
年末年始などの営業については公式サイトのご確認をよろしくお願いします。
チケット料金
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のチケット料金は以下の通りです。
- 大人:510円
- 中高校生:310円
- 小学生:110円
- 乳幼児:無料
ねぶたの家ワラッセとの2館共通券や、ねぶたの家ワラッセとアスパムの3館共通券も販売しています。
セットチケットは各施設で別々にチケットを購入するよりも割引価格でお得です!
青函連絡船八甲田丸を見学!見どころレポ
ここからは実際に青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を見学したレポになります。
青函連絡船の歴史は1908年に鉄道連絡船として就航したのがはじまりです。
青函連絡船は鉄道連絡船ということで、最大の魅力・特徴は鉄道車両を運ぶ「車両甲板」の空間です。
JR青森駅から青森ベイブリッジの方へ歩いて行くと、八甲田丸の手前に青函連絡船の稼働橋跡が残っています。
船まで線路を敷き、鉄道車両ごと船に載せて海を渡ったということに驚きました。
屋外にあるので誰でも無料でレール跡を見学することができます。
レール跡を見学後、八甲田丸の乗船口に向かいます。
はいってすぐの受付で入館料金を支払って見学スタート!
まずは3階の青函ワールドのコーナーへ行き青函連絡船の歴史を学びます。
青函ワールドでは、昭和30年頃の高度経済成長期の青森駅前を題材としたジオラマが展示されていました。
歴史を感じることができますね。まさに昭和レトロな文体です。
青函連絡船は鉄道のみならず乗客や貨物ものせて青森港と函館港を結びました。
3階にはミニビデオシアターや青函鉄道連絡船記念館がありました。
グリーン船室跡乗客用椅子はビデオシアターになっていて海を眺めながら当時の乗客気分を味わいました。
4階にすすむと、八甲田丸の操舵室や展望プロムナードに出ます。
当時の操舵室がそのまま開放されていて、お子様から大人まで楽しむことができるスポットになっています。
八甲田丸は実際に海に浮かんでいるので、目の前には津軽海峡を見ることができました!
1階は車両甲板・車両展示室になっています。
鉄道車両を運ぶための広々とした空間があり、線路と車両が展示されていました。
郵便貨物車スユニ50・特急ディーゼル客車キハ82など色々な車両がありました。
青函連絡船では主に貨物車両を載せていました。
キハ82系は青函連絡船に載せたことはない、現在走行していない貴重な車両だそうですよ。
地下1階は八甲田丸の心臓でもあるエンジンと制御盤を見学することができます。
大きなディーゼルエンジンは迫力満点です!
※地下1階への昇降は階段のみなので注意してください。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の見学所要時間は約1時間~1時間30分でした!
とても見ごたえのある展示で、青函連絡船の予備知識が全くなくても楽しむことができました。
青函連絡船八甲田丸へのアクセス方法
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のアクセス方法はJR青森駅から徒歩5分です。
お車の場合は青森中央IC・JR新青森駅から約20分になります。
駐車場は八甲田丸専用の無料駐車場があり、20台とめることができます。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の地図はこちら▽
- 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の所在地(住所):〒038-0012
青森市柳川一丁目112-15地先 - 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の電話番号:(017)735-8150
まとめ
青森駅から徒歩5分ほどの場所にある海に浮かぶ博物館船「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の観光スポット情報や見どころを紹介しました。
八甲田丸は実際に青函連絡船として使用されていた歴史のある船で、鉄道連絡船の内部を見学することができる貴重なスポットです。
操縦室からは津軽海峡を見ることができ、青森市内観光で外せないスポットですよ。
みなさんも青森市を訪問する際はぜひ足を延ばしてみてくださいね。