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先日(2023年4月)に東京都世田谷区ある「九品仏浄真寺」に行ってきました!
今回は九品仏浄真寺の見どころや御朱印情報(御朱印のデザインや受付場所・受付時間・初穂料など)を紹介します。
九品仏浄真寺とは?
今回紹介するのは、東京都世田谷区九品仏にある「九品山唯在念佛院淨眞寺(浄真寺)」です。
九品仏浄真寺の歴史については、公式サイトにて説明がありました。以下引用です。
「九品仏」の名で親しまれております当山の正式名称は「九品山唯在念佛院淨眞寺」と号し、浄土宗に属する寺院でございます。
開山は江戸時代初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝六年(1678)に奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建されました。諸堂宇は「江戸名所図絵」(1836発行)に描かれている配置とほとんど変わりなく現在に至っております。
九品仏浄真寺へのアクセス方法
九品仏浄真寺へのアクセス方法は公共交通機関の利用が便利です。
最寄り駅は東急大井町線「九品仏駅」で駅前の参道を歩き5分ほどで到着です。
また、東急東横線自由が丘駅から徒歩15分ほどでもアクセス可能になります。
バスを利用する場合は、「八中前商店街」または「九品仏駅前」で下車、徒歩5分です。
九品仏浄真寺の地図はこちら。
九品仏浄真寺の見どころ
九品仏浄真寺の御朱印を紹介する前に、九品仏浄真寺の見どころを簡単に紹介します。
参道
九品仏駅から道路を渡ると、すぐに九品仏浄真寺の参道があります。
木々が生い茂りとても気持ちの良い雰囲気です。
総門
参道の突き当りには立派な総門があり、扁額には浄真寺が念仏道場であることを表しているという院号「般舟場」と書かれています。
総門をくぐると、左手に閻魔堂があります。
閻魔堂
閻魔堂の入り口には、「うそはつくな!」「わるいことはするな!」と書かれた旗がありました。
閻魔堂の中には正面に閻魔大王、右手に懸衣翁、左手に奪衣婆がいました。
山門(仁王門)
九品仏浄真寺の山門は、1793年に建立されたそうです。
表側には左右に金剛力士像が安置され、裏側には風神雷神像が安置されていました。
九品仏浄真寺の本堂
続いて紹介するのは、九品仏浄真寺の本堂である龍護殿です。
ご本尊は釈迦如来像で、とても立派です。
お堂の中には数々の仏像が祀られています。
特に入って左側にある五劫思惟像は珍しいものです。
これは五劫(=宇宙的な長い年月)の思惟状態(深く考えてしまう状態)にあることを意味しているそうです。散髪する時間もないということですね。
本堂から見える石庭もとても綺麗になっていました。
上品堂・中品堂・下品堂
本堂の向かいにあるのが、阿弥陀仏像が三躰ずつ安置されている上品堂・中品堂・下品堂です。
中央に上品堂、その右側に中品堂があり、上品堂の左側に下品堂があります。
9躰の阿弥陀仏像については公式サイトにわかりやすい説明がありました。
平安時代後期、末法思想の浸透にともない、俗世をさけて極楽浄土に往生したいと願う阿弥陀信仰が隆盛を極め、阿弥陀佛像の造立が盛んに行われました。更に往生者の機根の高低、信仰の深浅によって往生の仕方に九種(上品に上生・中生・下生の三種、中品、下品にもそれぞれ三種)の等級があるとされることから、九躰(九品)の阿弥陀佛像の造立もあわせて行われました。
淨眞寺の九躰の阿弥陀佛像は、開山珂碩上人によって江戸時代初期の寛文七年(1667)に造立された佛像ですが、いずれも像高2メートル80センチ前後の丈六像であり、その形成は平安時代や鎌倉時代の伝統を受け継ぎ、いわば復古的な彫像といえます。
また特徴としては、九躰の佛像が全て印相を違え、上品佛は「弥陀定印」、中品佛は「説法印」、下品佛は「来迎印」と分けられて、更に上生・中生・下生で指の印相を違えております。これは仏教史学上貴重な作例といえます。
なお、江戸時代の作とはいえ、九躰の丈六佛像が完備することは他に例がなく、九躰ともに東京都の文化財に指定されております。
中品堂に安置されている阿弥陀仏像は三躰とも修繕を終えそろっていましたが、下品堂に安置されている阿弥陀仏像一躰は現在修繕中でした。
九品仏浄真寺の御朱印情報
ここからは九品仏浄真寺の御朱印情報(御朱印のデザイン・御朱印の受付場所・受付時間・初穂料など)を紹介していきます。
九品仏浄真寺の御朱印のデザイン
九品仏浄真寺の御朱印のデザインは2種類ありました。
- 九品阿弥陀佛の御朱印
- 五劫思惟の御朱印
また上記2種類の他にもお面かぶりの際など限定御朱印があるようです。
勧心(ご寄付)してくださった方用には特別な金紙の御朱印がありました。
のちほど紹介する御朱印受付所で一口1000円の勧進写経を行うといただくことができます。
今回わたしがいただいたのは、九品阿弥陀仏の御朱印です。
中央には九品仏の由来である9躰の阿弥陀仏の印が押印されています。
実際の9躰の阿弥陀仏と同様に、手の形(印相)も異なっています。
朱印の上に、九品阿弥陀如来と墨書きされています。
九品仏浄真寺の御朱印受付場所
九品仏浄真寺の御朱印の受付場所は、先ほど紹介した本堂の龍護殿になります。
本堂の入って右側に御朱印所があります。
九品仏浄真寺の御朱印の受付時間
九品仏浄真寺の御朱印の受付時間は、9時から16時になります。
九品仏浄真寺の御朱印の初穂料
九品仏浄真寺の御朱印の初穂料は500円でした。
令和4年の3月1日から500円に改定されたようです。(それ以前は300円)
九品仏浄真寺の見どころや御朱印情報まとめ
東京都世田谷区にある九品仏浄真寺の見どころや御朱印情報を写真付きで紹介しました!
境内には見どころも多く、御朱印のデザインも9躰の阿弥陀仏像の朱印が特徴的です。
東京都とは思えない雰囲気でリフレッシュすることができました。九品仏浄真寺は紅葉も有名のようなので、また足を運びたいと思いました。
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