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【KL】マレーシア・イスラム美術館の観光情報(見どころ・アクセス・所要時間など)

マレーシアイスラム美術館

マレーシアの首都クアラルンプールにあるマレーシア・イスラム美術館は、マレーシア国内だけでなく世界中から集めたイスラム美術品や工芸品などのコレクションを展示しています。

本記事ではマレーシア・イスラム美術館の観光基本情報や見どころについて紹介します。

マレーシア・イスラム美術館の基本情報

マレーシア・イスラム美術館

マレーシア・イスラム美術館は、1998年に開館した世界中のイスラム美術品や工芸品を展示している美術館です。

マレーシア・イスラム美術館は英語表記でIslamic Arts Museum Malaysiaになります。

マレーシア・イスラム美術館の展示エリアは1階と2階部分で構成されています。

エントランスのあるグランドフロアの階にはミュージアムショップやレストラン(MOZA RESTAURANT)、オープンスペースギャラリー、子供用図書館がありました。

模型や写真を使用したり展示方法が工夫されていたので、英語が苦手でも楽しむことができました。

営業時間

マレーシア・イスラム美術館の営業時間は9時30分から18時です。

最終入場は17時30分です。のちほど紹介しますが、30分ではすべて見ることができないので余裕をもって見学することをおすすめします。

基本的には年中無休での営業ということですが、ラマダーンや祝日などは時短営業または休館になる場合もあるので注意してください。

入場料金

マレーシア・イスラム美術館の入場料金は以下の通りです。

  • 大人:20RM(約608円)
  • 18歳以下の学生・シニア(マレーシア在住者):10RM(約304円)
  • 6歳以下:無料

※2023年12月現在のレート1RM=31円で計算しています。

所要時間

マレーシア・イスラム美術館の観光にかかる所要時間は、1時間30分~2時間30分です。
アイハナ
じっくり見学すると半日ほどかかるという口コミもありました。
想像していた以上に見どころが多いので時間に余裕をもって訪問することをおすすめします。
ちなみにマレーシアは公共トイレが汚いことが多いですが、マレーシア・イスラム美術館のトイレは日本並みに綺麗だったのでゆっくり滞在しても安心です。

マレーシア・イスラム美術館の見どころ

ここからは実際にマレーシア・イスラム美術館に行ってみてわかった見どころを写真つきで紹介していきます。

外観とエントランス

今回私たちはマスジッドネガラを見学後、歩いてイスラム美術館に向かいました。

マスジッドネガラからマレーシア・イスラム美術館は徒歩3分で車通りもほとんどない道だったので歩きやすかったです。

歩道を歩いて行くと左手にマレーシア・イスラム美術館が見えました。

美術館の外観はイスラムタイル(アラベスク模様)で装飾されていました。

マレーシア・イスラム美術館の外観

エントランスの正面部分(道路側)には、素敵なモザイクタイル作品が飾られていました!

入り口のタイル作品

中にはいって目の前のチケットカウンターでチケットを購入し、スタッフの指示に従ってエレベーターで1階の展示室に向かいます。

モスクの縮尺模型展示エリア

1階にある最初の展示スペースは、世界中のモスクの縮尺展示を見ることができるエリアです。

イスラム教の聖地であるサウジアラビアのメッカにあるモスク。

メッカのモスク模型

エジプトに現存する最古のモスクであるガーマ・アフマド・イブン・トゥールーン。

エジプト最古のモスク模型

アジアから中東、アメリカ大陸、アフリカまで色々な国のモスクの模型がありました。

アイハナ
他にもダマスカスにある世界最古のモスクとして知られるウマイヤモスクや、マリの泥のモスクなどの模型展示がありました。

少し進んだところにはマレーシアのマラッカにあるカンポンフルモスクの模型もあり、実物を見たばかりだったので感慨深かったです。

カンポンフルモスクの模型

国や時代によって異なるミナレットの形やモスクの建築様式の違いをじっくり見ることができました。

世界中のコーランやイスラム模様のタイル

続いての展示コーナーでは世界中のコーランやタイルが展示されていました。

アイハナ
偶像崇拝を禁止しているイスラム教。

アラビア文字や花柄のデザインのセラミックタイルが壁に展示されていました。

セラミックタイル

イスラム教の聖典であるコーランも世界中のものを展示してありました。

コーランの展示

アラビア語の美しいカリグラフィーアートなどとても装飾が凝っていて1つ1つデザインが異なっていました。

美しい天井ドーム

マレーシア・イスラム美術館の建物には美しい天井ドームがいくつかあります。

天井ドーム

展示室で上を見上げたら、あまりのドームの美しさにびっくりしました。

青い天井ドーム

他にもピンクの天井ドーム(工事中)や真っ白な天井ドームなど全部で5つのドームがありました。

イスラム美術品・工芸品・武器

螺鈿を使用した箱や美しい宝飾品などのイスラム美術品や工芸品が展示されているエリアは見どころたっぷりでした。

イスラム美術品の展示

刺繍のはいった衣装などの展示もあり豪華絢爛なイスラム調度品を見ることができます。

イスラム地域で使用されていた当時の武器の展示は、日本やヨーロッパの武器と比べるとデザインが凝っているなと感じました。

イスラム世界の武器展示

アイハナ
まるでモンスターハンターの世界の武器みたい!
アラビア文字がはいっている中国食器など陶磁器類の展示も多く興味深かったです。
陶磁器の展示

マレーシア・イスラム美術館では、イスラム教の文化が世界中に浸透していった過程がわかるようにエリアごとに展示方法が工夫されていたので予備知識なしでも楽しめました。

食器が展示されている2階のエリアから屋外にでてドームの写真を撮れるようですが、今回訪問時は工事中だったので中から写真を撮りました。

マレーシア・イスラム美術館の屋上ドーム

ミュージアムショップのグッズと値段

マレーシア・イスラム美術館のミュージアムショップは品ぞろえが豊富なので最後に必ず立ち寄りましょう。

イスラム模様のタイルマグネット(1個12リンギット=約360円)は、デザインがとても可愛いのでどれにしようか悩んでしまいます。

イスラム模様のタイルマグネット

アイハナ
マレーシアのお土産にもおすすめですよ。
アラビア文字のトートバッグ(約800円)もデザイン性が高くておすすめです。
アラビア文字のトートバッグ
とてもおしゃれなブックマーカー(15リンギット=約450円)もありました。
イスラム模様のブックマーカー
他にもイスラム模様のコースターやメモ帳、ストラップ、食器などなどが販売されていました。

ミュージアムショップはマレーシア・イスラム美術館の入場料金を支払わなくても入場可能です。

マレーシア・イスラム美術館へのアクセス方法

マレーシア・イスラム美術館はクアラルンプール駅のそばに位置しています。

マレーシア・イスラム美術館への電車・バス・タクシーでのアクセス方法をまとめました。

  • KTM Komuter・ETS 「Kuala Lumpur駅」から徒歩5分
  • LRT・MRT「Pasar Seni駅」から徒歩5分
  • GOKLバス「Masjid Negara駅」下車徒歩3分
  • タクシーアプリGrabの場合はKL中心部から8RM(約255円)

おすすめはGrabです。時間を気にしなくて良いのでとても楽でした。

マレーシア・イスラム美術館の地図はこちら。
マレーシア・イスラム美術館の所在地:Islamic Arts Museum Malaysia, Jalan Lembah, Tasik Perdana, 50480 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

マレーシア・イスラム美術館の周辺観光スポット

マスジッド・ネガラの建物

マレーシア・イスラム美術館とあわせて行きたい周辺観光スポットとしては以下の2つのスポットがおすすめです。

  1. マスジッドネガラ
  2. KLバードパーク

どちらも徒歩で行くことができ、特にマスジッドネガラはマレーシア国立モスクなので必見ですよ。

マスジッドネガラの観光情報は以下のブログ記事にて詳しく紹介しています。

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マレーシア・イスラム美術館まとめ

マレーシア・イスラム美術館の観光情報(見どころ・所要時間・アクセス方法・ミュージアムショップ・周辺観光スポット)をまとめて紹介しました。

マレーシア・イスラム美術館はイスラム文化を知ることができる貴重な美術コレクションを見ることができます。

周辺にはマスジッドネガラなどの観光スポットもあるのでぜひクアラルンプール観光の際には足を運んでみてくださいね。