今回紹介するのは、南フランスのニースから日帰りで行くことのできる隣国のモナコ公国です!
モナコは南フランスを回る周遊ツアーや地中海クルーズ旅行の日程に含まれている場合があります。
今回はニースから行ける日帰り旅行としておすすめなモナコの観光スポット情報を紹介します!
モナコはどんな国?
モナコはフランスの南東部に位置する小さな独立国です。
以下モナコの基本的な情報をまとめてみました!
- モナコはバチカンに次ぐ世界で2番目に小さい国で、人口は約3.8万人で人口密度がとても高いことで知られています。
- モナコの公用語はフランス語ですが、イタリア語や英語も一般的に話されています。
- モナコの政治は君主立憲制で国家元首はモナコ公です。2023年現在の君主はアルベール2世で、かつてはグレースケリーと結婚したことでレーニエ3世が有名でした。
- モナコは税制上の優遇措置(税金がほとんどない)によって、富裕層や投資家が住んでいます。そのため高級なカジノやホテル・リゾート地があります。
- モナコは面積が小さいですが、カジノやグレースケリーの墓など観光名所も多く、さらにモナコグランプリと呼ばれるF1レースも開催されるため世界中から観光客が訪れます。
モナコの地図はこちら。
モナコへのアクセス方法
モナコには空港がないので、隣国フランスからのアクセスする必要があります。
パリから行く場合、リヨン駅からTGVで約6時間30分かかります。
「モナコモンテカルロ駅」で下車。直通電車は1日に1本でています。
フランスとモナコの国境付近に位置するのが、モナコ旅のスタート地点の都市「ニースNice」です。
ニースからモナコにはいくつか行き方があります。
- バス
- 電車
- ヘリコプター
- 現地ツアーの利用
ニースからモナコへの行き方【バス】
バスの場合はニース中心部からモナコまで所要時間約50分ほどで到着です。
モナコへのバスがでているのはニース港(LE PORT)のバスターミナル。
100番のバスがモナコ・マントン行きになります。
ニースからモナコへの行き方【電車】
電車を利用してモナコに行く場合は、ニース駅(Nice-Ville駅)から出ている電車に乗ります。
所要時間25分でモナコ(MONACO=MONTE=CARLO駅)に行くことができます!
電車は遅れることもあるので時間に余裕をもって訪問しましょう。
現地ツアーに参加してモナコへ行く【ニース発着】
ニースに滞在拠点を置いて日帰りで観光することをおすすめします。
モナコに日帰りでモナコ観光する際には、宿泊ホテルからの送迎とモナコ国内での移動がついているオプショナルツアーの利用がおすすめです。
ニース発なので、南仏観光の合間で気軽にモナコ観光を楽しめます。
モナコの観光スポット6選
ここからはモナコの観光スポットを6つ写真つきで紹介します!
今回使用している画像の大部分は、私たちが実際にモナコに行って撮った写真です。
モナコ・ヴィル地区(Monaco Ville)
まず最初に紹介するモナコ・ヴィル地区(Monaco Ville)は、モナコの旧市街にあたるエリアでモナコ公国の首都にあたります。
モナコ・ヴィル地区は海岸から岩山の上の高台エリアにあることから、別名ロック地区と呼ばれています。
モナコ・ヴィル地区は石畳の小道がとても魅力的で、モナコ市内の中心部であることから観光客が多く、レストランやお土産店が多いエリアです。
私たち夫婦もモナコ・ヴィル地区で夕食をいただきました♪
他の国の観光地と比べると、モナコ旧市街は驚くほど夜は閑散としていました。
モナコヴィル地区のレストランでの夕食は、ヤギのチーズを使ったサラダなどをいただきました。
さらにポークとラタトゥイユ。
外が寒すぎたので、心身ともに回復しました。
12月の夕暮れ時に訪ねましたが店がほぼ閉まり始めていたので、また違ったモナコの一面を見ることができました。
大公宮殿(Palais Princier de Monaco)
続いて紹介するのは、モナコの中心部であるモナコ・ヴィル地区に位置する大公宮殿(Palais Princier de Monaco)です。
モナコ大公宮殿は、モナコ公国の王室が居住する場所であり、かつてはグレースケリー皇太子妃が住んでいた場所でもあります。
グレースケリーは、ハリウッドの大女優で1956年にレニエ3世公と結婚し、26年後に自動車事故で急逝しました。
大公宮殿前の広場では、衛兵交代式が行われ見学することができます。
また、4月から10月は宮殿内部の一部も見学できるそうですよ。
大公宮殿は夕方からライトアップがされていて美しかったです♪
モナコ大聖堂(Cathédrale de Monaco)
続いて紹介するモナコ大聖堂(Cathédrale de Monaco)は、1875年に建てられた美しいロマネスク様式の建築が特徴的な教会です。
先ほど紹介した大公宮殿からすぐの場所にあり、モナコ君主やグレースケリーのお墓があります。
教会内部はこんな感じで、無料ではいることができました。
モナコ公室の行事に使われることもあり、グレース公妃の結婚式も行われた場所です!
モナコ海洋博物館(Musée Océanographique de Monaco)
モナコ海洋博物館(Musée Océanographique de Monaco) は、海洋学者でもあったモナコ大公アルベール1世によって1889年に設立されました。
モナコ海洋博物館は、海洋生物の展示を含む水族館部分と海洋地質学や古代の航海技術、深海生物など海洋探検に関する展示などを行っている博物館部分があります。
館内のシアターでは海に関する映像も流れ、定期的に特別展やワークショップ等のイベントも開催されています。
2024年現在のモナコ海洋博物館の入場料金は、以下の通りになります。
- 大人(18歳以上):18ユーロ
- 子供(4~17歳)/学生:12ユーロ
モナコ海洋博物館には屋上のテラス部分にレストランがあり地中海を見下ろしながら食事をすることができます。
モナコ海洋博物館は、先ほど紹介したモナコ大聖堂のすぐそばにあるので、セットで訪問するのがおすすめですよ。
カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de MonteCarlo)
モナコといえばカジノのイメージが強くある方もいると思います。
今回紹介するのは、モンテカルロ中心部にある豪華な建物、カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de MonteCarlo)です。
カジノ・ド・モンテカルロは、モナコ公国のシャルル3世がモナコの経済的・観光的な振興を目的に設立しました。
モナコ・ヴィル地区にあり、映画や文学作品などによく登場することから世界的に有名なカジノになっています。
カジノ・ド・モンテカルロでは、以下のようなギャンブルゲームが楽しめます。(一例です)
- テーブルゲーム(バカラ・ルーレットなど)
- スロットマシン
- ポーカーゲーム
ポーカープレイヤー向けの専用ルームや高額なベットやプレイヤーの技量を試すためのVIPルームも用意されているそうです。
トーナメントなどが開催され、プロやアマチュアのポーカープレイヤーが世界中から集まります。
また、カジノ・ド・モンテカルロではショーやコンサートなどのエンターテイメントイベントも定期的に行われています。
今回は中に入る勇気がなかったので、建物の外観部分だけ見学しました!
モナコ旧港(Port de Monaco)
続いて紹介するモナコ旧港(Port de Monaco)は、モナコ・ヴィル地区に位置するモナコの港です。
モナコ旧港は、地中海に面していてヨットやクルーズ船の発着地としても利用されています。
モナコ旧港は、先ほど紹介した大公宮殿のある広場から見下ろすことができます。
多くのクルーズ船や豪華ヨットが停泊しています。
モナコ旧港にはプロムナードが整備されていて、海岸線に沿って美しい景観や高級なヨットを眺めながら散歩ができます。
モナコ旧港では、モナコヨットショーなどヨット関連のイベントや花火大会など多くのイベントも開催されるので観光客にも人気のあるエリアです。
モナコの夜景
高台からモナコ港をうつしたら、少し画質が悪いですがこんな感じでした。
モナコでは夜になると先ほど紹介したカジノ・ド・モンテカルロやリゾートホテルなどがライトアップされて美しい輝きを放ちます。
モナコ大聖堂やモナコ王宮もライトアップされるので、夜景を楽しみたい方は遅い時間に行くかモナコに1泊することをおすすめします!
モナコの観光スポットまとめ
いかがだったでしょうか?世界で2番目に小さい国「モナコ公国」のおすすめ観光スポットを紹介しました!
モナコはフランスのニースからすぐなので日帰り観光にもぴったりです。また、地中海クルーズ旅行の寄港地になることもあります。
モナコの観光スポットはモナコ・ヴィル地区にほとんどが集まっているので1日あれば十分観光することができますよ。
南フランスを観光するときはぜひモナコまで足を延ばしてみてくださいね。
ニースの観光スポットについては、こちらのブログ記事で詳しく紹介しています。
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