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大久野島3泊4日旅行記②戦時中の毒ガス製造の歴史を辿る

2025.12.8~12.11の3泊4日で広島県に行ってきました!

大久野島に3泊し、4日目に尾道に立ち寄りました。

大久野島旅行記その①はこちらから読めます。

休暇村大久野島の朝ごはん

休暇村大久野島の朝ごはんは、ブッフェ形式🎵

夜いっぱい食べたからちょっと控えめ🌟

朝ごはん

 

大久野島を散策する

11時頃まで昼寝をして、大久野島の散策にでかけた。

大久野島は1周徒歩約90分で周ることができる。

レンタサイクルもあるけど、徒歩で行くことにした。

とても快晴!

思った以上に海が綺麗✨

写真に見えるのは小久野島。

今日も今日とて、歩くたびにうさぎが駆け寄ってくる。

休暇村のすぐそばに、毒ガス貯蔵庫跡があった。

こちらは三軒家毒ガス貯蔵庫跡で、びらん性毒ガス「イペリット」が貯蔵されていた場所。

そもそもこの島を知ったきっかけは、「毒ガス製造の歴史」だったため、その遺産を周るのも楽しみのひとつだった。

ダークツーリズム。

展望台までハイキング

夫が展望台に行ってみようというので、まず今日は大久野島の展望台を目指す。

休暇村前の道を海沿いに北の方へ向かうと、広場がありそこから展望台への道が続いていた。(展望台へ向かう道はいくつかあるが他は通行止めになっていた)

自分にとっては、なかなかハードな道のり。

人が全然いなくてすごく良い。

銃座跡。

こんなに登って来たところにもうさぎがいてびっくり。

人に会わないのにうさぎには会う。最高に落ち着く場所!

中腹あたりで眼下に休暇村が見えた。

展望台まであと少しっ!!!

カイロ貼ってきて汗だく。半袖になりたい。

展望台到着!登り30分くらいだったかなぁ。

芸予諸島の絶景🥰

牡蠣ベイビーのシャブ吉と、成田ゆめ牧場のキャラクターのうさぎ、ぴょんぴょこと記念撮影。

広島っぽい子を連れてきました*

綺麗なお花も発見✴

こんな標高が高い場所にもうさぎが!!

展望台付近にはトイレもあった!

北部砲台跡の方面に向かう。

こんなところに「日本一の○○」

こちらは展望台から見た「日本一高い送電鉄塔」!

超たか~い!

日本一って聞くとなんだか興奮する~( ^ω^)・・・!!!

砲台跡を巡る

展望台から少し歩いたところにある中部砲台跡。

他の史跡は立ち入り禁止だったけど、こちらは中に入れるようになっていたので入ってみた。

歴史を感じる

砲台の脇にある階段を登ることができた。
特に整備されていないので落下注意。

高雄の旗津半島に、日本統治時代にも使用された砲台跡があってそちらと雰囲気が似ていた。

中部砲台跡周辺にも数匹うさぎがいた!

ここからは下りになる(>_<)

絶景を見ながら下っていく。足に負担が・・・💦

時折、足元に注意。

景色が開けてきた。対岸に竹原市が見える。

下りきったところにまた史跡があった。
北部砲台跡の一部のようだ。地下兵舎跡かな?

こちらは柵があり立ち入り禁止

進んでいくと北部砲台跡の一部、トンネルがあった。

トンネルの中にも地下室みたいなのがあった

こちらも北部砲台跡の一部。
中にはいれるようになっていた。

ハイキングで汗をかき服を脱いで、シャツの上にコートを羽織っていたけど、さすがに寒くなってきた。

うさぎにエサをあげつつ着こむ。

大久野島のうさぎは、白・黒・白黒・茶色・グレーなど毛色も様々だった😆

縄張り争いがあるらしく、エサやりの最中によくおっかけ回しレースがはじまっていた。

所々、崖になっている場所もあって、うさぎたちが落ちないのか心配になった💦

人間も注意

発電所跡~日本陸軍の極秘作戦~

海沿いの道を続いて行くと、「発電所跡」があった。

1929年~1945年の間、毒ガスを製造する際の電力を供給していた発電所の跡。

建物内部には当時ディーゼル発電機が8基設置されていたんだって。

ふ号作戦に使う風船爆弾の風船はここで膨らませたということが案内板に書かれてた🎈

のちほど紹介する大久野島の毒ガス研究所ではじめて「ふ号作戦」なるものを知った。

ふ号作戦とは、日本陸軍によって行われた極秘の作戦のこと。

気球に水素ガスを充填し、焼夷弾をぶらさげた風船爆弾を偏西風を利用してアメリカ本土まで飛ばすというもの!

素人の感想としては、それを思いつくのもすごいけど、実際にやろうと思ったのもすごい。

発電所跡の案内板によると、使用された風船はここで学徒動員の女学生たちが和紙をこんにゃく糊で張り合わせて作っていたそう。

ここで素敵な写真が撮れた!【廃墟とうさぎ】

海沿いの子うさぎファミリー

発電所跡の見学を終えると、すぐそこがフェリー乗り場になっていた。

思った以上に海が綺麗✨

歩いていたら最高にキュートな子ウサギを発見した👀💕💕

大久野島にいるうさぎの種はすべて「アナウサギ」であり、繁殖のため地中に複雑な穴を掘って生活している。

そのため、至る所に穴があった。

穴にはいったり地表にでたりしている子うさぎを発見!

子うさぎ3匹+母うさぎ?1匹の4匹で生活しているみたいだった!

大久野島のうさぎはどこから来た?

いまや「ウサギの島」と呼ばれ、外国人観光客にも知名度が知れ渡り始めた大久野島だけど、その「ウサギ」はどこからやってきたのだろうか???

さきほど書いた通り、大久野島のうさぎの種はすべて「アナウサギ」である。

アナウサギは国際自然保護連合により、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されている(;^ω^)

大久野島のうさぎは、戦時中の毒ガス製造における実験用ウサギが野生化したという説もある。

毒ガス資料館にも実験用にうさぎを使用していたと展示されていた。しかし、戦後の関連施設処理の際に全羽殺処分されたとのこと。

休暇村大久野島ができた1963年頃から、地元の小学校で飼われていたウサギが野生化し繁殖したという説のほうが有力のようだ。

大久野島の港~第二桟橋~第一桟橋

ちょうど港にフェリーが泊っていて観光客が降りてきたところだった。

こちらは第二桟橋。多くの船はここから発着している。

大久野島へは広島県の忠海港と、愛媛県大三島の盛港から船がでている。

第二桟橋のそばには、フェリーのチケットを購入できる建物がある。

第一桟橋方面へ向かって歩く。
途中、キャンプ場があり冬キャンプをしている方もいた🪇

ウッドデッキが整備されていて歩きやすかった。
ベンチもあり座って休憩。

ああ展望台も登ったから以外と疲れたな~運動したからお腹がすいてきた。

うさぎ発見できるかな?

会議中みたいで可愛い💓カワ(・∀・)イイ!!💓

大久野島ビジターセンター

大久野島ビジターセンターにやってきた。
水曜日が休みなので、火曜日の今日寄っておいた。

大久野島の自然環境を学ぶことのできる施設で、入館料金は無料!

ビジターセンターの前にもうさぎがたくさんいる。

うさぎ耳集音器はフォトスポットになっていて、自撮りできるように携帯スタンドがあった🌟

うさぎのご家族?を見ながら、毒ガス資料館へGO!

わたしたちもお腹すいてるからバイビー🌟

毒ガス資料館前の道路は餌やり禁止エリアになっていた。

大久野島 毒ガス資料館

ついに念願の毒ガス資料館へやってきた!!!わくわく。

うさぎと触れ合うのも楽しみの1つだったけど、この島を知ったのは第二次世界大戦中の毒ガス製造の歴史のほうだったから、毒ガス資料館も私の中では結構楽しみだった。

毒に興味のある方は、アンソニートゥーの「毒ーサリン、VX、生物兵器」という本が面白かったのでおすすめ。毒ガスに興味のある方はぜひ!

毒ガス資料館の入館料は大人150円で、内部は撮影禁止。

大久野島では複数の毒ガスを製造していた。主にびらん性毒剤「イペリット」を製造していたそう。

イペリットというと馴染みが無いけれど、マスタードガスといわれればわかる。

(イペリットとマスタードガスは同じもので、イギリスではマスタードガスと呼んでいたそう。戦時中、日本では英語排斥運動があったためイペリットと呼んでいたらしい)

戦争での毒ガスの使用は、1925年のジュネーブ議定書により国際的に禁止されていた。しかし、日本は当時署名のみで批准はしなかった。

毒ガスの製造は大日本帝国陸軍の極秘事項であり、国民に秘密にするため、大久野島は日本地図から消された島となった。

大久野島での毒ガス製造の歴史やふ号作戦、防護服などの展示がありとても興味深かった。

ここに来るまで知らなかったこととして、中国に存在する旧日本軍の遺棄化学兵器により、現地の民間人が亡くなる・負傷するなどの事案が発生していること。

最近ではチチハルの工事現場で2003年に1人が死亡、43人が負傷している。(解決金3億円が支払われた)

日本は戦争の被害者でもあるが、加害者の一面もあるという事実を、中立の視点から展示してあった。

私は戦争に関する本で一番心に残っているのが、「硫黄島玉砕戦 生還者たちが語る真実」という本。

衝撃的だったので読んでからうなされることが何度かあったが、戦争を知らない世代に一読してほしい。

ところで、大久野島で製造され、消費されなかった毒ガスはどうなったのか?という疑問。

戦後GHQが島全体を接収し、海洋投棄・火炎放射器などでの焼却処理・毒性の弱いものは島内に埋めるなどして処理されたとのこと。

1961年の島内に残留している毒ガス調査を調べたところ、自衛隊が防空壕数か所から毒ガスを発見。

1997年の報告書*によると、島内の一部地域でヒ素による土壌汚染も確認されたようだけど、観光する分には問題ないとのこと。

今現在も休暇村大久野島が利用する水は、島の外から船で運ばれてきているそうなので、安心とのこと。

観光客は山の中掘り返したりしなければ大丈夫そう(>_<)!そんな人いないと思うけど・・・。

研修室には、イラン・イラク戦争やシリア内戦で毒を浴びた子供の写真も展示されていて衝撃的だった。

毒ガス資料館の外には、毒ガス製造器具の展示があった。

少し熱く語ってしまったけど、これで毒ガス資料館の感想はおしまい。大久野島にうさぎと遊びにいくなら、ここもぜひ行ってみてほしい。

うさぎのはなくソフトクリーム

本来島1周は90分で周れるのだけど、展望台に登ったり、うさぎにえさあげたり、毒ガス資料館を見ていたら4時間ほどたっていた。

お腹がすいたので、休暇村にある「うさんちゅカフェ」で軽食タイム!

名物はうさぎのはなくソフトクリーム🍦💕💕

めっちゃ美味しかった😆⭐

はなくそというより、うんちじゃんとおもったけれど、さすがにうさぎの糞ソフトクリームは食べる気が失せるね。

あと、たこ天っていうのがあって、注文してみた🎵

プリプリでめっちゃ美味しかった!超おすすめ🪇💕

 

温泉でのんびり

休暇村大久野島には2つの温泉がある。

どちらも内湯のみでラジウム温泉!

2泊目の夜ご飯

夜ご飯は1泊目と同じブッフェ。

基本的に同じメニューが並ぶ。

全然飽きないから同じでも大丈夫だった( ^)o(^ )

今日もたらふく食べた!!!

夜のうさぎ~うさ団子~

夜もうさぎを観察することができる。泊まらないと体験できない素晴らしい体験だ🪄

寒くて丸まっている冬の風物詩「うさ団子」を見ることができた!💕💕

満天の星を見て、心底体が冷えた。

大久野島には野生のイノシシもいて、暗闇でガサゴソいってたからそうだったかもしれない。

他の宿泊者の方が、イノシシに遭遇したといっていた。注意!

そんなこんなで2日目も大久野島を大満喫した🌟

③に続く!

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