2023年12月に受検した第54回世界遺産検定2級に合格しました!
一発合格で100点中96点を取得することができました。
本記事では世界遺産検定2級で高得点を取り1発合格した方法を紹介します!これから受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
世界遺産検定2級の概要
まず最初に世界遺産検定2級の試験概要をおさえておきましょう。
世界遺産検定2級の試験時間は60分、設問数は60問になります。
解答形式は4つから1つを選ぶ選択式です。
世界遺産検定2級の受験資格
世界遺産検定2級の受験資格はどんな人でも受験可能です。
世界遺産検定3級に合格している必要はないので、私は2級から受検を開始しました。
世界遺産検定2級の配点比率
世界遺産検定2級の問題の配点比率は、基礎知識20%・日本の遺産25%・世界の自然遺産10%・世界の文化遺産35%・その他10%になります。
一番多い設問は世界の文化遺産になります。
世界遺産検定2級の出題範囲は、世界の文化遺産、自然遺産あわせて300件と日本の全遺産です。
日本の遺産は2024年8月時点で全26件あります。
日本の遺産は設問全体の25%を占めるのでしっかり勉強しておきましょう。
世界遺産検定2級の合格基準
世界遺産検定2級の合格基準は100点中60点以上になります。
6割とれば合格することができます。
世界遺産検定2級の難易度
世界遺産検定2級の認定率は60%前後なので、合格難易度は高くありません。
世界遺産検定2級の公式テキスト
世界遺産検定2級の勉強には公式テキストが必要です。
受検することが決まったらすぐに購入しましょう。
世界遺産検定2級の勉強法
世界遺産検定2級の試験対策として私が行った勉強方法を詳しく紹介します。
世界の文化遺産・自然遺産を覚える
世界の文化遺産・自然遺産の出題範囲は300件なので、ポンポン覚えていきましょう。
世界遺産検定2級で問われる内容は、ほとんどがテキストの赤太文字か黒太文字になっている重要箇所でした。
時間が無い方は重要箇所のみだけでも確実に暗記しましょう。
私の暗記方法はノートにはまとめず、覚えるまで読むことでした。
だいたい7回ほど読めば文章ごと記憶に残るので、設問の文章を少し見ただけで即答できるようになりました。
世界史の知識は一切ありませんでしたが、時代や歴史背景が異なる単発の遺産が多いので、世界史が全く分からなくても丸暗記で乗り切ることができました!
日本の遺産を覚える
世界遺産検定2級で取り扱う日本の遺産は全遺産です。
基本的にはテキストに記載されている遺産の特徴とおもな構成資産から出題されます。
日本の遺産は世界の遺産よりも内容を深く覚える必要があり、配点比率も25%と高めなのでしっかり覚えておきましょう。
過去問題集と同じような問題が繰り返し出ることが多いと感じたので、数年分解いておくのがおすすめです。
基礎知識を覚える
世界遺産検定2級では世界遺産条約やユネスコなど世界遺産に関する基礎知識も問われます。
世界遺産に関する出来事を年代順に並び変える問題などもあるので、高得点を狙う方は、主要な出来事が起こった年も覚えておきましょう。
危機遺産に関しては、危機遺産リスト入りした理由や、抹消された遺産について確認しておくと良いです。
その他の設問
その他の設問内容の予想は、紛争中地域の遺産や直近の世界遺産委員会の開催情報、世界遺産に関する時事問題(最新の登録状況)、ユネスコ無形文化遺産・世界の記憶、英語での遺産説明、日本の暫定リスト、建築様式です。
私が受検した2023年11月の試験では、ウクライナの世界遺産について問われる問題が数問でました。
世界遺産検定2級の出題範囲外の遺産(テキスト記載なし)も含まれていたので、紛争中地域にある世界遺産はすべて目を通しておくことをおすすめします。
直近の世界遺産委員会については、前回と次回の世界遺産委員会の内容をチェックしました。
特に前回の世界遺産委員会での概要、新規登録遺産や緊急的登録推薦の遺産、次回の世界遺産委員会の開催場所は頻出だと感じます。
過去問題集を解く
過去問題集を解くタイミングは、一番最初・勉強途中・最後がおすすめです。
私はまず勉強を開始する前にどんな問題がでるのか、問われ方や傾向を探るために一度目を通しました。
次に勉強途中に、ある程度覚えた段階で過去問題集を解きました。まだすべての遺産を覚えていなくても途中で解くことによって理解度を深めることができます。
最後に3周ほどして完璧に解けるようになるまで復習しました。
世界遺産検定公式の過去問題集には3回分の2級の過去問が載っています。
2024年版最新の公式過去問題集はこちらから購入できます。
世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2024年度版> [ 世界遺産検定事務局 ]
おわりに
世界遺産検定2級の合格に必要な勉強について紹介しました。
世界遺産検定2級の出題範囲は日本の全遺産と世界の遺産300件です。合格に必要な点数は60点です。
重要な個所を抑えて効率よく暗記することができれば短時間の勉強でも合格できると思います。
これから世界遺産検定2級を受ける方は頑張ってください!応援しています(*^^*)!
【参考URL】
【2級】概要と例題・対策 – 世界遺産検定 (sekaken.jp)