大阪にある四天王寺は593年聖徳太子建立の日本最古の仏教官寺です。
四天王寺には約20種類もの御朱印があります。
本記事では四天王寺の御朱印情報(種類・デザイン・受付場所・時間・値段)と現地参拝レポをあわせて紹介します。
四天王寺の御朱印情報まとめ
まず最初に四天王寺の御朱印情報(種類・デザイン・場所・時間・値段)をまとめて紹介します。
四天王寺の御朱印の種類
四天王寺の御朱印の種類は約20種類もあることで有名です。
- 金堂「大悲殿」(大日本佛法最初)
- 金堂「大悲殿」(西国三十三観音霊場番外)
- 金堂「大悲殿」(新西国三十三観音霊場第一番)
- 金堂「大悲殿」(神仏霊場巡拝の道第四十三番)
- 金堂「大悲殿」(摂津三十三観音霊場第三十三番)
- 金堂「大悲殿」(摂津八十八か所霊場第二十五番)
- 金堂「大悲殿」(河内飛鳥古寺霊場第一番)
- 太子殿(聖徳太子御遺跡めぐり第一番)
- 太子殿(なにわ七幸めぐり)
- 亀井不動尊
- 六時堂(薬師如来)
- 布袋堂(布袋尊)
- 大師堂(四国八十八か所霊場番外)
- 大黒堂(三面大黒天)
- 阿弥陀堂(西山国師十六霊場客番)
- 阿弥陀堂(法然上人二十五霊場第六番)
- 万灯院(おおさか十三佛霊場第四番)
- 庚申堂
- 役行者めぐり
どれか1つだけいただきたいという方は、金堂「大悲殿」の御朱印が基本のものなのでおすすめです。
四天王寺の御朱印のデザイン
私が今回いただいた四天王寺の御朱印は、金堂「大悲殿」の御朱印です。
中央には「大悲殿(=四天王寺の場合は金堂の意)」の墨書きがあり、右上には「大日本佛法最初」と書かれた朱印が押されています。
「大日本佛法最初」という意味が気になって公式サイトで調べたところ、四天王寺が日本仏法最初の官寺であるということだそうです。
四天王寺のご本尊である救世観音菩薩像を祀っている金堂の御朱印で、四天王寺の最も基本的な御朱印になります。
私のように四天王寺の訪問がはじめてで1つ御朱印が欲しい方におすすめです。
四天王寺の御朱印の受付場所
四天王寺の御朱印の受付場所は、本殿向かって左手にある社務所(納経所)になります。
四天王寺の御朱印の受付時間
四天王寺の御朱印の受付時間は、以下の四天王寺の拝観時間を参考にして時間に余裕をもって訪問してください。
- 4月~9月:8時30分~16時30分
- 10月~3月:8時30分~16時
※毎月21日・会中は8時~17時になります。天候等で受付時間が異なる場合もあるので注意してください。
四天王寺の御朱印の値段
四天王寺の御朱印の値段は各種300円でした。
【現地参拝レポ】四天王寺の歴史と見どころ
実際に現地に参拝してきたので四天王寺の見どころを簡単に紹介していきます。
四天王寺の創建と歴史
四天王寺の創建については四天王寺の公式サイトに詳しい説明があったので引用します。
四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前のことです。『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。
絵堂第四面の聖徳太子絵 (→ 絵堂)
その伽藍配置は「四天王寺式伽藍配置」といわれ、南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む形式で、日本では最も古い建築様式の一つです。その源流は中国や朝鮮半島に見られ、6~7世紀の大陸の様式を今日に伝える貴重な建築様式とされています。
ここからは実際に参拝した写真とともに四天王寺の見どころを紹介していきます。
四天王寺の境内
続いて四天王寺の境内の見どころを紹介します。
石鳥居
まず最初に紹介するのは四天王寺の石鳥居です。四天王寺の石鳥居は重要文化財に登録されています。
極楽門
極楽門は推古元年創建の門で、松下幸之助の寄贈により再建されました。
五重塔
金堂
続いて紹介するのは四天王寺の金堂です。
金堂はご本尊である救世観音菩薩をお祀りしている御堂で、四方を四天王が守護しています。
毎日午前11時から舎利出しの法儀が行われます。
知らずに訪問したところちょうど法儀の最中でした。
お寺の方が是非とすすめてくださったのでお舎利を頭にあてていただきました。
石舞台・六時礼讃堂
四天王寺へのアクセス方法
最後に四天王寺へのアクセス方法を紹介します。
- JR環状線「四天王寺駅」から徒歩12分
- 地下鉄御堂筋線・谷町線「四天王寺駅」から徒歩12分
- 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩5分
- 近鉄南大阪線「阿部野橋駅」から徒歩14分
四天王寺の地図はこちら。
まとめ
大阪市天王寺区にある四天王寺の御朱印情報や参拝レポをまとめて紹介しました。
四天王寺の御朱印は約20種類ほどありますが、1つ欲しい方は本記事でも紹介した金堂「大悲殿」の御朱印をいただきましょう。
四天王寺では毎日11時から舎利出しの法要も行われており、誰でも参加することができます。ぜひ足を運んでみてください。