青森県弘前市にある弘前城は、東北で唯一の現存天守で国重要文化財に指定されています。
弘前城天守は内部見学をすることも可能です。
本記事では弘前城天守閣の入場料金やアクセス方法、ひろさきさくらまつり2025の開催情報を紹介します。
弘前城の観光情報
弘前公園の敷地内にある弘前城は、弘前市のシンボル的な存在です。
特に弘前城と桜の景観は素晴らしく、「弘前さくらまつり」は毎年国内外を問わず多くの観光客で賑わいます。
まず最初に弘前城公園、弘前城の有料区域の営業時間や有料区域の入場料金を紹介します。
弘前公園の営業時間
弘前公園の無料区域は24時間無料開放されています。
有料区域に関しては4月1日~11月23日の期間は9時~17時、さくらまつり期間は7時~21時になります。
上記期間以外は入場無料ではありますが天守の営業はしていません。
弘前城有料区域の入場料金
弘前城有料区域(本丸・北の郭)の1日入園券は、大人320円・子供100円になります。
弘前城有料区域と弘前城植物園、藤田記念庭園共通券は大人520円・子供160円です。
弘前城:内部見学レポ
朱色の美しい橋「下乗橋」を通り本丸エリアに向かいます。
江戸時代、藩主でない人はこの橋で下馬することが求められたといいます。
下乗橋を渡ってすぐのところから有料エリアに指定されています。
弘前城の有料エリア(本丸と北の郭エリア)に入場するには、券売所でのチケット購入が必要です。
自転車はそのまま入場することができたと記憶しています。
天守閣のある本丸エリアは、目の前に「はす池」がありその奥に岩木山を見ることができました!
本丸の東南隅に佇む三重三層の弘前城天守。
弘前城の築城の歴史については、弘前公園公式サイトにて記載がありました。
1590(天正18)年、17年に渡って津軽地方の統一を成し遂げた大浦為信が、豊臣秀吉から4万5千石の領地を得ました。この時大浦を津軽と改姓し、為信は、1594(文禄3)年4月に大浦城から堀越城に移り、藩の基礎作りを開始。
1600年、為信は関ヶ原の戦いで東軍に付き、徳川家康より更に2千石の加増を受け4万7千石の弘前藩が成立しました。1603(慶長8)年には徳川幕府の成立とともに高岡(現在の弘前)に新たな町割りを行い、次々と領地の開拓を進め、城の築城計画しますが、1604(慶長9)年 為信は京都で客死し、築城は中断します。
1609(慶長14)年 2代目信枚が、築城を再開し、堀越城、大浦城の遺材を転用し急ピッチでの築城を行い、1611(慶長16)年、 僅か1年と数か月で弘前城が落成しました。
1620年には落雷によって天守閣が焼失しました。
200年もの間天守がない状態が続き、現在の弘前城天守は1810年に津軽藩九代藩主によって完成したものです。
本丸石垣修理事業の最中でしたが内部見学することができました。
石落などの城内部の仕掛けや資料を見学しました!
弘前城天守閣からの景色。(角度によって岩木山も見えました)
弘前城天守内部は外観のとおり小ぢんまりとしていたので、所要時間15~20分ほどですべての見学を終えました!
弘前城有料区域全体の見学所要時間は30分みておけば良いと思います。
弘前さくらまつり2025の開催情報
弘前城のある弘前公園といえば、弘前さくらまつりが有名ですよね。
2025年のさくらまつりの開催期間は4月18日~5月5日になります。
※桜の開花状況により変更される場合もあります。
弘前さくらまつりでは露店の出店やイベントが開催されたり、夜桜ライトアップなども行われます。
2025年弘前さくらまつりについては、弘前さくらまつり2025公式サイトをチェックしてください。
弘前城へのアクセス方法
最後に弘前城のある弘前公園へのアクセス方法を紹介します。
- JR弘前駅から徒歩30分
- JR弘前駅から土手循環100円バスで約15分「市役所前」下車、徒歩5分
- JR弘前駅からレンタサイクルで約10~15分
お車の場合は、周辺の駐車場をご利用ください。
※弘前公園市営駐車場、弘前文化センター駐車場、市立観光館駐車場など
まとめ
弘前城天守閣の内部見学について有料エリアの入場料金や営業時間、所要時間を紹介しました。
弘前城では桜の開花にあわせて毎年ひろさきさくらまつりも開催されます。
青森旅行の際はぜひ弘前城に足を運んでみてくださいね。
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