大阪府にある今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)は、日本三大ゑびすの1つに数えられている神社です。
商売繫盛のご利益がいただけると古くから信仰を受け、現在でも「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。
本記事では今宮戎神社の御朱印の種類やデザイン、限定御朱印の有無、初穂料(値段)、御朱印がいただける場所や時間・御朱印帳のデザインを紹介します。
今宮戎神社とは?
大阪府にある今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)は、聖徳太子が四天王寺を建立した際に鎮守社として創建されました。
今宮戎神社のご祭神は天照皇大神・事代主命・素戔嗚尊で、事代主命は七福神の恵比寿様と同一視されます。
古くから商売繁盛のご利益がいただけると篤い信仰を受け、現在でも「えべっさん」と呼ばれ人々に親しまれています。
毎年1月9日・10日・11日に行われる全国的に有名な行事「十日戎」は、全国から100万人以上が訪れています。
十日戎のときに授与される「福笹」は笹に吉兆と呼ばれる飾りを結んだ縁起物で商売繁盛のご利益が得られるといわれています。
十日戎は歴史があり、1675年の大阪案内図「葦分舟」でもその様子が描かれているそうです。
今宮戎神社の歴史・御由緒については公式ホームページに記載があったので引用します。
今宮戎神社は大阪市浪速区恵美須西一丁目に鎮座し、本殿に、天照皇大神・事代主命・素盞嗚命・月読命・ 稚日女命を奉斎、大国社に大国主命・五男三女八柱神を奉斎、稲荷社に宇賀御魂神を奉斎し、その創建は皇紀1260年(西暦600年)推古天皇の御代に聖徳太子が四天王寺を建立に当り、同地西方の守護神として鎮齋せられ、市場鎮護の神として尊崇せられたと伝えられています。
今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)の御朱印情報
ここからは今宮戎神社の御朱印・御朱印帳情報(種類・デザイン・値段・場所・時間)を紹介します。
今宮戎神社の御朱印の種類
今宮戎神社の御朱印の種類は以下の通りです。
- えびす大神の御朱印
- なにわ七幸めぐりの御朱印
- 南海沿線七福神の御朱印
- 神仏霊場巡拝の道45番
- 十日戎の御朱印(期間限定)
- 秋の限定御朱印
1種類のみいただきたいという方は、今宮戎神社の基本の御朱印である「えびす大神の御朱印」をいただきましょう。
今宮戎神社の御朱印のデザイン
私がいただいたのは、今宮戎神社の基本の御朱印である「えびす大神」の御朱印です。
中央には墨書きで「えびす大神」と書かれ、右上には鯛の朱印が押されています。
私がいただいた時は書置きのみの対応でした。
今宮戎神社の御朱印帳のデザイン
今宮戎神社の御朱印帳のデザインは以下の通りです。
福笹に大判や米俵、熊手などがデザインされている御朱印帳です。
今宮戎神社の御朱印・御朱印帳の初穂料(値段)
今宮戎神社の御朱印の初穂料(値段)は300円です。
御朱印帳は朱印料もあわせて2000円になります。
今宮戎神社の御朱印がいただける場所
今宮戎神社の御朱印がいただける場所は、鳥居をくぐって左手にある授与所になります。
授与所では御朱印帳や御守りなどの授与品もいただけます。
2024年のお知らせによると、1月は御朱印帳への直書きは受付せず書置きのものになるとのことでした。
今宮戎神社の御朱印がいただける時間
今宮戎神社の御朱印がいただける時間は9時~17時です。
今宮戎神社の現地参拝レポ
実際に2023年1月、今宮戎神社に足を運んでみたので参拝レポとして見どころを簡単に紹介します。
今宮戎神社の南側の正面入り口から参拝を開始しました。
▽今宮戎神社の正面鳥居(三ツ鳥鳥居)
十日戎の日は大変賑わうとのことですが、この日は閑散としていてゆっくり参拝できました。
はいって右手の手水舎で手と口を清め、今宮戎神社の本殿へ。
▽今宮戎神社の本殿(拝殿)
豊臣秀頼が立て替えたといわれている社殿は1945年の戦火で焼失したため、戦後(1956年)に再建された姿だそうです。
本殿の右手や奥には大国社や稲荷社などの末社があります。
本殿むかって左手にある授与所で御朱印をいただき参拝を終了しました。
今宮戎神社の参拝所要時間は約15分~30分です。
今宮戎神社へのアクセス方法
今宮戎神社へのアクセス方法は以下の通りです。
- 地下鉄御堂筋線「大国町駅」から徒歩5分
- 地下鉄堺筋線「恵美須町駅」から徒歩5分
- 南海高野線「今宮戎駅」すぐ
- 阪堺線恵「美須町駅」から徒歩5分
お車を利用する場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
今宮戎神社の地図はこちら。
まとめ
大阪府にある今宮戎神社の御朱印情報や参拝レポを紹介しました。
今宮戎神社は商売繫盛のご利益がいただけると有名な神社で、全国から多くの参拝客が訪れます。
みなさんもぜひ今宮戎神社に足を運んでみてください。
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