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ピンクモスク(プトラモスク)の行き方や営業時間・見所を解説【2024年最新情報】

ピンクモスク

ピンクモスク(プトラモスク)は、外部・内部ともに一面がピンク色の幻想的な観光スポットです。最寄駅から離れた場所にあるため、行き方はGrabまたはオプショナルツアーの利用がおすすめです。実際に観光した時の体験をもとに、ピンクモスクの行き方や営業時間、服装のルール、見どころをくわしく解説します。

ピンクモスク(プトラモスク)とは

ピンクモスク

ピンクモスクはクアラルンプール近郊の都市プトラジャヤにあるモスクであり、正式名称を「プトラモスク(Masjid Putra)」といいます。
首相官邸の隣に建っているピンクモスクは、その名の通りピンク色に統一された外装・内装が最大の特徴です。
1999年に完成した比較的新しいモスクであり、約15,000人もの人数を収容できます。

人口のプトラジャヤ湖の湖畔にそびえるピンクモスクは、湖の上に浮かんでいる幻想的な宮殿のような美しさであり、多くの観光客から人気を集めています。

ピンクモスク(プトラモスク)の観光に関する詳細情報

マレーシアのピンクモスク(プトラモスク)の観光をする際に最低限知っておくべき情報をお伝えします。

所在地

ピンクモスクの所在地は以下です。

プトラモスクの住所は以下の通りです。
Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya

営業日・営業時間

ピンクモスクには、原則として年中無休で入場できます。

営業時間は以下のとおりです。※1

  • 土曜日〜木曜日:9:00〜12:30、14:00〜16:00、17:30〜18:00
  • 金曜日:15:00〜16:00、17:30〜18:00

ピンクモスクは、あくまでイスラム教の施設です。
イスラム教徒によるお祈りの時間帯には観光できないため注意が必要です。
また、金曜日は集団礼拝の日であるため、他の曜日よりも観覧可能な時間帯が少ないため注意しましょう。

入場料

プトラモスクへの入場料は無料です。

服装のルール

イスラム教の施設であることから、男女関係なく露出度が高い服装(ショートパンツなど)の方は入場できません。
この場合、入り口付近にある窓口(ROBE COUNTER)でローブを借りた(着用した)上で入場する必要があります。

ピンクモスクのローブカウンター

なお、ローブの貸し出しは無料なので安心です。

ロープはピンク色なので、プトラモスクの雰囲気と非常にマッチします。
ピンクモスクの壁画や装飾を背景に、SNS映えする集合写真や自撮り写真を撮るのもおすすめです!

ただし、使い回しされているローブなので、場合によっては汗臭さなどが気になることもあります(私が着用した際は特に問題ありませんでした)。
臭いや清潔感が気になる方は、あらかじめ髪の毛や素肌を隠せる服装(スカーフや長袖など)でピンクモスクを訪問すると良いでしょう。

見学の所要時間

モスク内および少し離れた場所からの外観鑑賞込みで、大体20分〜1時間ほどの時間を要します。

【参考記事】

※1 【公式】マレーシア政府観光局 – クアラルンプール

ピンクモスク(プトラモスク)への行き方(アクセス)

ピンクモスク(プトラモスク)への行き方は、主に以下の3つです。

  • Grab
  • 電車&バス(またはGrab)
  • オプショナルツアー

以下では、各行き方の詳細や所要時間、費用をお伝えします。

Grab

最もおすすめの行き方は、配車アプリのGrabを利用し、タクシーで直接ピンクモスクに向かう方法です。

初めてGrabを利用する方でも、以下の流れに沿って簡単にプトラモスクへと行けます(帰り道も同様です)。

  1. Grabをインストールし、会員登録する
  2. 行き先(ピンクモスク)と乗車場所を選択する
  3. 迎えに来たタクシーに乗車してプトラモスクに向かう

あらかじめ(行き先を選ぶタイミング)料金を把握した上で移動できるため、不当に高い金額を請求される心配がありません。
また、タクシーのナンバーや色、ドライバーの顔なども表示されるため安心です。

ちなみに、プトラモスクはクアラルンプール市内とクアラルンプール空港の概ね中間地点にあるため、市内と空港のいずれから向かう場合でもGrabの利用は便利です。

所要時間は30〜50分、料金は30〜40RM(940円〜1,250円)ほどかかります(交通状況や時間帯によって変動)。

電車&バス(またはGrab)

電車でプトラモスクに向かう行き方では、「KLIA Transit」という電車を利用します。
KLIA Transitは、空港とKL中心部(KL セントラル駅)を結ぶ各駅電車です。

電車を利用する場合、まずは空港(KLIA駅)またはKLセントラル駅から電車に乗り、Putrajaya & Cyberjaya(プトラジャヤ&サイバージャヤ駅)で下車します。
次に、バスまたはGrabのタクシーに乗り、ピンクモスクに移動します。

KLIA駅からプトラジャヤ&サイバージャヤ駅までの料金は、大人9.4RM(≒295円)、子供4.2RM(≒132円)です。※2
一方でKLセントラル駅からプトラジャヤ&サイバージャヤ駅までの料金は、大人14RM(≒439円)、子供6.3RM(≒198円)です。※2
プトラジャヤ&サイバージャヤ駅までの所要時間は約20分弱です。※3

駅からプトラモスクまでの移動(バスまたはGrab)にかかる費用はおよそ100円〜400円、移動時間は10分弱です。
つまり、費用は合計で400円〜700円/人、時間は30分程度かかります。

Grabのみを使う場合と比べて、費用を大幅に削減できる点では魅力的な行き方です。
しかし、慣れない土地で電車やバスのチケット購入、乗り換えを行うのは簡単ではありません。
また、電車やバスが時間通りに来ない可能性もあるため、スケジュールに余裕がない場合はハイリスクです。

そのため、最初から滞在ホテルまたは空港から直接ピンクモスクに向かうのがおすすめです。
1,000円近くかかるとはいえ、こちらの行き方と差額は大きくない上に、圧倒的に移動が楽だからです。
特に複数人でピンクモスクに向かう場合は、費用を折半できるGrabの方が費用を抑えられる可能性があるため、よりGrabの利用が最適な選択となるでしょう。

他の観光地も一緒に回れる&往復の送迎付きのオプショナルツアーもおすすめ

チケットの購入や電車・バスの乗り継ぎ、Grabの利用などが面倒、もしくは問題なくできるか不安に感じる方には、オプショナルツアーの利用がおすすめです。

オプショナルツアーでは、宿泊しているホテルまで直接迎えに来てもらえる上に、帰りもホテルまで送迎してもらえます。
また、観光スポット間の移動も料金に含まれます。
そのため、ここまで紹介した行き方と異なり、ご自身で移動の手配をせずに観光だけに集中できます。

ピンクモスクを観光するオプショナルツアーは複数ありますが、特におすすめなのは1日間でクアラルンプール郊外の人気スポットを巡るkkdayのツアーです。
このツアーでは、ピンクモスクに加えて、ブルーモスクとバトゥ洞窟といった人気観光スポットも一度にまとめて巡ることができます。
また、マレーシアの伝統グルメであるニョニャ料理の昼食も付いている上に、日本語ガイドも付いているため安心です。

クアラルンプールの人気観光地を効率的に巡りたい方は、ぜひ検討してみてください。

【参考記事】

※2 KLIA Transit – Train Timetable & Ticket Fares, TravelCards, Concession Fares
※3 KLIA Transit  – JADUAL PERKHIDMATAN TREN TRAIN SERVICE SCHEDULE

ピンクモスク(プトラモスク)の見所【観光レポ】

ピンクモスクを観光してきたので、その時に撮影した写真を使って見どころを紹介します。

まずは、湖近くの橋の上から撮った外観です。
やや曇っていましたが、湖とプトラモスクのコントラストがとても美しかったです。

湖からピンクモスク

次に正面の門です。
圧倒的なスケール感でした。

ピンクモスクの門

門をくぐった先から撮ったピンクモスクの外観です。
ドーム型の屋根から柱に至るまで、淡いピンク色とイスラム調の装飾が幻想的です。
レンタルしたローブを着て記念撮影すると、より映える写真となります。

ピンクモスクの正面

モスクの中に入ると、一面ピンク色の景色が広がります。
壁も床も天井も装飾も、全てがピンク色の光景は幻想的の一言です。
よく見ると、淡いピンク色と濃いピンク色が場所によって使い分けされており、イスラム建築の奥深さが垣間見えます。

また、鮮やかなブルーのステンドグラスも必見。
青色のステンドグラスとピンク色の装飾のコントラストは、神々しさを感じられて素晴らしかったです。

ピンクモスクの内装

天井に目を向けると、ローズピンクの美しいドームが目に入ります。
こちらもイスラム調の装飾が素晴らしいの一言です。

ピンクモスクの天井

絨毯の装飾も可愛らしいです。
見方によってはハートに見える可愛らしい絨毯も、記念に撮影してみました。

ピンクモスクの絨毯

回廊に出てみると、一転して静かな空気が漂います。
落ち着いた雰囲気を味わえるので、少し歩いてみてはいかがでしょうか。

ピンクモスクの回廊

ピンクモスク(プトラモスク)の外観を楽しめるクルージングもおすすめ

プトラジャヤのクルーズ

時間に余裕がある方には、プトラモスクの外観をより一層楽しめるクルージングもおすすめです。

クルージングでは、ピンクモスクを湖の上から眺めることができます。
天気や角度によっては、より幻想的な写真を撮影できるかもしれません。
また、鉄のモスクやミシェルセリワワサンブリッジ、ミレニアムモニュメントなどの観光スポットも眺められます。

クルージング船は、プトラモスク近くの橋の真下から出航しています。
料金等は変動しますので、興味がある方は公式サイトから最新情報をご覧ください。

もしくは、オプショナルツアーでクルージングを楽しむ方法もあります。
クアラルンプール中心部のホテルからの送迎も含まれているため、クルージングを中心に観光したい方におすすめです。

ピンクモスク(プトラモスク)の観光まとめ

見渡す限りピンク色の景色が広がるプトラモスクは、幻想的で一度見たら忘れられない光景です。
マレーシアの代表的な観光スポットなので、今回お伝えした行き方や見どころを参考に訪れてみてはいかがでしょうか?

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