三段壁洞窟は和歌山県南紀白浜エリアにある景勝地です。
三段壁洞窟は南紀白浜エリアの人気観光スポットでお土産ショップや足湯スポットが併設しています。
本記事では南紀白浜の「三段壁洞窟」についてチケット料金や割引・見どころなどの観光スポット情報を紹介します。
三段壁洞窟とは?
三段壁洞窟とは、和歌山県白浜町にある名勝古跡です。
太平洋の自然が織りなす洞窟で、岩肌に激しく押し寄せる波はとても迫力があります。
また、平安時代「源平合戦」で源氏に加勢した熊野水軍が船を隠した伝説が残る洞窟でもあり、歴史ファンにはたまらないスポットでしょう。
洞窟内には写真スポットやパワースポット(日本最大級の青銅でできた辯才天)がありお子様から大人まで楽しめるスポットになっています!
三段壁洞窟の営業時間
三段壁洞窟の2024年最新の営業時間は8時から17時です。
最終入場は16時50分になります。
定休日はなく年中無休で営業しています。(悪天候などで臨時休業の可能性あり)
三段壁足湯の営業時間は9時から16時30分で、雨天の場合は営業中止です。
三段壁洞窟へのアクセス方法
三段壁洞窟へのアクセス方法は以下の通りです。
- 紀伊自動車道 南紀白浜インターから車で約10分
- JRきのくに線 白浜駅から路線バスで約25分
- 南紀白浜空港から路線バスで約6分
三段壁洞窟のすぐそばに無料の町営駐車場があります。
三段壁洞窟のチケット
2024年最新の三段壁洞窟の入場チケット料金は大人ひとり1,500円です。
小人(小学生)は750円で小学生未満は無料になります。
今ならじゃらんを使えば、割引価格で三段壁洞窟のチケットを購入できるのでおすすめです!
三段壁洞窟の見どころ紹介
三段壁洞窟はこちらの建物の中にあるエレベーターから行くことができます。
建物の外には三段壁足湯があり、のんびり休憩することもできますよ。
チケットを購入したらエレベーターで地下36mの洞窟へ降ります。
所要時間は24秒です。
洞窟内はスロープが整備されていたのでペットや車椅子、ベビーカーの方も安心です。(ただし滑りやすいので要注意)
- ペットも同伴可能(抱っこやゲージに入れた場合)
- スロープがあるため車椅子やベビーカーでも入場可能
- 車椅子の貸し出しあり(2台)
ここからは三段壁洞窟の見どころを詳しく紹介していきます!
十像岩・サドンロックなどの奇岩を観察
エレベーター降り場から少し進むと、世界でも珍しい奇岩を見ることができます。
十像岩
十像岩は岩肌に10の石像が見えるという珍しい奇岩です。
中心が弁天様、左上から鼠岩・人面岩・スフィンクス・獅子岩・狼岩×2・狼の遠吠え・人頭岩・人面岩だそうです。
皆さんは見えますか?私にはちょっと難しかったです(笑)
サドンロック
サドンロックは、2018年に南紀白浜をはじめ近畿地方を襲った超大型台風21号のあとに突如として現れた岩です。
牟婁大辯才天
続いて紹介する三段壁洞窟の見どころは、パワースポットとして知られる牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)です。
参拝の証として地上の受付カウンターで手書きの御朱印をいただくこともできます。値段は300円です。
熊野水軍番所小屋
間接照明が作り出すノスタルジックな雰囲気が魅力的な洞窟内通路を進むと、歴史ロマンを感じる熊野水軍番所小屋を見学できます。
三段壁洞窟は平安時代、源平合戦の際に源氏の大勝利に貢献したと言われる熊野水軍の舟隠し場だったそうです。
熊野水軍については三段壁洞窟の公式サイトに記載がありました。
熊野水軍は源氏と平家の時代、紀伊半島南東部、熊野灘、枯木灘に面した地域を拠点とした水軍。熊野海賊とも言われています。
瀬戸内海の制海権を握り、平安時代末期の内乱、治承・寿永の乱(源平合戦)で活躍した事で知られています。
現在の三段壁洞窟内にある熊野水軍番所小屋は史料によって再現されたものです。
熊野水軍の戦いに待機休息した場所だそうです。
自然の洞窟でもあり、歴史ロマンも感じることができるスポットは日本国内でもなかなか珍しいと思います。
洞内 砕ける波
三段壁洞窟内では太平洋 熊野灘から押し寄せる波が岩肌に荒々しくぶつかる光景を見ることができます。
波しぶきがとても激しく、轟音が響き渡り太平洋の息吹を五感で感じることができました!
潮吹き岩・漣痕(リップル)
三段壁洞窟内では、自然の壮大さを感じることができる潮吹き岩と漣痕(リップル)を見ることができます。
潮吹き岩
洞窟の対岸部分にある潮吹き岩は、打ち寄せる波の圧力により数m潮を吹き上げる岩盤です。
まるでクジラのように勢いよく潮を吹く潮吹き岩は自然の力を感じることができます。
漣痕(リップル)
漣痕(リップル)とは、およそ1600万年前に波や潮流によって海底の泥や砂が動かされ地層の表面に作られたものだそうです。
三段壁洞窟内では漣痕(リップル)が次々と積み重なった天井岩盤を見ることができますよ。
波の模様が美しく刻まれていて、展望スペースからも肉眼で良く見えました!
三段壁洞窟の記念撮影スポット
三段壁洞窟内には記念撮影ができるスポットがありました!
断崖の絶景展望台
三段壁洞窟内の観光を終えたら地上にあがって展望台も見て行きましょう。
どこまでも広がる青い海と奇岩の風光明媚な景色を見ることができます。
三段壁洞窟は吉野熊野国立公園に位置しています。
また三段壁は恋人の聖地とも言われているそうで、鍵のかかったモニュメントがありました!
周辺にはお土産スポットがあり「白浜銘菓かげろう」や「紀州梅干し」などが売っていました♪
三段壁洞窟は想像以上に楽しいスポットで、波が洞窟内に激しく打ち寄せる様子に感動しました。
もう一度行きたいと思えるおすすめの観光スポットです!
私が訪問した2023年1月から入場チケット料金が値上がりしていたので、じゃらんで事前予約して割引料金で入場するのがおすすめです!
三段壁洞窟の観光所要時間
三段壁洞窟の観光所要時間は約40分です。
洞窟内通路は200mなのでゆっくり見て周っても20~30分(私たちは2周しました)、地上にある三段壁足湯や展望台、お土産店、記念写真スポットを見ても40分ほどあれば十分だと思います。
三段壁の周辺には名勝 千畳敷もあるので合わせて1時間30分~ほど見ておくと十分満喫できるでしょう。
三段壁洞窟に行ってみよう!
和歌山県白浜町にある景勝地「三段壁洞窟」の観光スポット情報を紹介しました。
三段壁洞窟は歴史ロマンや大自然の迫力ある波しぶきを感じることができるスポットです。
雨の日でも楽しめる観光スポットになっているので、南紀白浜旅行の際はぜひ訪問してみてくださいね。
あわせて行きたい!千畳敷の観光スポット情報はこちら。
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