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太陽の塔 内部見学レポ【チケット予約方法や入館料金は?見学所要時間や見どころも紹介】

太陽の塔内部見学レポ

大阪府吹田市にある万博記念公園にあるシンボル「太陽の塔」は岡本太郎によってデザインされた巨大彫刻オブジェです。

太陽の塔は1970年開催の日本万国博覧会終了後、長きにわたって内部を非公開にしてきましたが、2018年に内部の一般公開がはじまりました。

本記事では実際に太陽の塔の内部を見学してわかった見どころ・予約方法・入館料金などについて紹介します。

太陽の塔とは?

太陽の塔

太陽の塔は芸術家の岡本太郎がデザインを手がけたもので、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館としてつくられました。

アイハナ
日本万国博覧会は戦後日本における最大のイベントでアジア初の開催となりました。

太陽の塔がいったいなにを表しているのかは作家本人がなにも語っていないのでわかっていないそうです。

分かっているのは3つの顔について。太陽の塔は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴といわれています。

過去・現在・未来を象徴する3つの顔は現存していますが、4つめの顔である「地底の太陽」は博覧会終了後行方がわからない状態になっているそうです。

アイハナ
太陽の塔といえば現在を象徴しているという正面の「太陽の顔」が有名です。

太陽の塔の裏手に周ると過去を象徴している「黒い太陽」があり、太陽の塔の頂上には未来を象徴している「黄金の顔」が設置されています。

▽黒い太陽(太陽の塔裏手)

太陽の塔黒い太陽

▽頂上にあるのが黄金の顔

太陽の塔

太陽の塔の見学情報

太陽の塔の内部観覧は一度に入場できる人数が限られているため、事前予約でのみしか入場することはできません。

太陽の塔見学の所要時間は約30分になります。

エレベーターも利用できるので、体力に自信がない方や車椅子の方も見学できます。

太陽の塔の見学可能時間

太陽の塔の2024年最新の見学可能時間は10時~17時です。

開館時間や休館日は月によって異なるようなので、予約をする際に太陽の塔公式サイトでチェックしてください。

太陽の塔の入館料金

太陽の塔は万博記念公園の敷地内にあるので、万博記念公園の入場料金(自然文化園・日本庭園共通)とセットの料金になります。

  • 大人:930円
  • 小中学生:380円

2024年現在、入館料金のお支払いは予約時にクレジットカード決済になります。

太陽の塔チケット予約方法

太陽の塔への入場は完全事前予約制になっています。2024年3月現在当日券はありません。

前日までに公式サイトから予約・決済をして、メールで送られてくるQRコードを印刷して提示またはスマホ画面で提示することで入場できます。

太陽の塔はこちらの太陽の塔公式ウェブサイトから予約することができます。

予約手続き日の120日先まで予約することができるので、日にちが決まり次第予約をしましょう。

【現地レポ】太陽の塔を見学してみた

入館手続きの関係上、予約時間の20分前までに太陽の塔受付窓口に来るようにとメールに書かれていたので、時間に余裕をもって訪問しました。

万博記念公園の中央口でチケットを提示して入場し、太陽の塔に向かいます。

万博記念公園の中央口

太陽の塔の裏側に周ると入場口がありました。

太陽の塔黒い太陽

入場方法・入場前の注意点

予約完了後に発券されたQRコードをスマホ画面に表示して提示することで入場できます。

予約手続きをした人の本人確認書類が必要だったので忘れないようにしましょう。(運転免許証や保険証・パスポートなど)

展示空間にトイレはないので、太陽の塔1階にあるトイレで事前に済ませておくのがおすすめです。

また、太陽の塔はらせん状の階段をあがって展示を見ていきます。

キャリーバックなどの大きな荷物がある場合は、中央口などにコインロッカーがあるのでそこで預けてから入場しましょう。

地底の太陽ゾーン

万国博覧会の当時は、テーマ館の地下展示として「地底の太陽ゾーン」という人間の精神世界を象徴する第4の顔<地底の太陽>が展示されていたといいます。

アイハナ
「地底の太陽」は全長11メートルもある巨大な展示物であったといわれています。
博覧会終了後の撤去作業から現在に至るまでどこにいったのかわからない状態だそうです。
入場してすぐの見学エリアでは、太陽の塔のレフ画や太陽の塔内部再生事業で復元した「地底の太陽」が展示されていました。
地底の太陽
世界中から集められたという印象的な仮面や神像も展示されていて、当時の地下展示「過去:根源の世界」の不思議な空間を体感することができました。
太陽の塔の内部展示
プロジェクションマッピングで当時の地下展示「いのち」を体感できる仕組みになっています。

生命の樹

太陽の塔の内部にある展示空間には、40億年にわたる生物の進化の過程をあらわしている「生命の樹」の展示があります。

高さが41メートルもあり下から見上げるだけで圧倒されました。

生命の樹全貌

アイハナ
静かでとても神秘的な空間でした。
一番下には約40億年前のアメーバや太陽虫、クラゲ、ポリプ、べん毛虫など原生生物のオブジェがありました。
原生生物のオブジェ
生命の樹には33種類183体もの生き物が展示されています。
階段をあがるごとに海洋生物の出現、恐竜の出現とだんだん人類(現在)に近づいていきます。
1階部分からはほとんど見えませんがメソザウルスやプテラノドン、トラコゴンなどの恐竜のオブジェがありました。
太陽の塔生命の樹
アイハナ
太陽の塔の撮影可能エリアは1階のみなので、上部にある展示は実際に行ってみてのお楽しみになります!
階段をのぼる際は落下防止のため必ず携帯をポケット等にしまってください。(作品を守るため)
▽太陽の塔上部にあがる階段

太陽の塔の内部階段

太陽の塔は41メートルもの高さがあるので一番上にたどり着くまでそれなりに疲れます。

アイハナ
展示を見ながらのぼっていくので体感的にはあっという間でした。

階段をあがるたびに、1階部分からよく見えなかった展示がだんだん見えてくるのでワクワクしました!

階段をあがるのが大変な方はエレベーターを利用することもできます。(エレベーターがとまる場所のみの見学にはなります)

太陽の塔の内部見学をしてみた感想

最後に小さなミュージアムショップがあり、すべて見てちょうど30分で見学を終えました。

太陽の塔の内部(特に生命の樹)はとても神秘的な空間で素晴らしい作品だなと感動しました。

アイハナ
わざわざ事前予約して行った甲斐がありました!

私は1997年生まれなので、万国博覧会の当時の様子は全くわからず予備知識なしで訪問しました。

「こんにちは♪こんにちは~♪」の曲とともにTVで流れていた太陽の塔の映像は知っていましたが、過去を表す裏の顔や未来を表す顔があることは知りませんでした。

予備知識が全くない私でも説明パネルが要所要所にあったので、当時の様子を学びながら見学することができました。

展示内容はもちろんですが、太陽の塔の腕部分などの建築技術にも驚きました。

太陽の塔は外観がとても有名ですが、外から見るだけとは印象が180度変わるのですべての人におすすめできます!

太陽の塔へのアクセス方法

太陽の塔へのアクセス方法は、最寄り駅の大阪モノレール「万博記念公園駅」から中央橋、中央口ゲートを経由して徒歩10~15分です。

太陽の塔の地図はこちら。

〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園1-1

まとめ

万博記念公園にある巨大彫刻「太陽の塔」の内部見学について、予約方法や入館料金、現地内部見学レポを紹介しました。

太陽の塔の内部には生命の樹があり、外観からは全く想像つかない神秘的な展示空間が広がっていました。

1階のみしか撮影できないのでぜひ実際に足を運んでみてご自身の目で鑑賞してみてください!

万博記念公園の入場料金や楽しみ方、アクセス方法についてはこちらの記事をチェック↓

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