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瑞巌寺の見どころや所要時間などの拝観情報を紹介!【国宝指定の美しい本堂や宝物館の展示】

瑞巌寺
アイハナ

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今回は宮城県松島にある「瑞巌寺」の見どころやアクセス方法や拝観料金などの拝観情報を紹介します!

伊達政宗の菩提寺「瑞巌寺」とは?

瑞巌寺

宮城県松島町にある人気観光スポット「瑞巌寺」は、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といいます。

瑞巌寺は伊達政宗公の創建で、1609年に完成しました。

瑞巌寺の歴史や由緒については、瑞巌寺の公式サイトにて説明がありました。

9世紀初頭、比叡山延暦寺第3代座主・慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺がその前身であると伝わっています。
後には、平泉を拠点として東北一帯を支配した奥州藤原氏も延福寺を保護しました。

藤原氏の滅亡後は鎌倉幕府が庇護者となりましたが、13世紀中頃、幕府執権・北条時頼公が法身性西禅師を開山として臨済宗建長寺派への改宗を行い、寺名も円福寺と改めています。

これまでは、禅宗への宗派変更時に天台宗延福寺は滅亡し、新しく臨済宗円福寺が創建されたと考えられていました。
しかし、平成23年(2011)の発掘調査によって、円福寺の主要建物群は現在の瑞巌寺と同じ位置にあり、延福寺とは別の場所に建立されたことが判明しており、文献の再考からも、禅宗勢力と天台宗勢力は共に存在していたという考え方が現在は主流となっています。

室町時代になると、円福寺は地方の名刹を示す「諸山」の地位に位置づけられ、やがて「関東十刹」に昇進しました。隆盛を極めた円福寺ですが戦国時代を経て次第に衰退し、16世紀末には教線を全国に拡大中だった、現在の宗派である臨済宗妙心寺派に属します。

引用元:縁起|国宝 瑞巌寺 (zuiganji.or.jp)

関ヶ原の戦い後、伊達政宗が円福寺の復興に力をいれ、瑞巌寺は伊達家の菩提寺として厚い庇護を受けたそうです。

瑞巌寺の本堂と庫裡と本堂をつなぐ廊下は、桃山美術を現在に伝える貴重な建築物として国宝に指定されています。

瑞巌寺の拝観案内

ここからは東北の人気スポット「瑞巌寺」の2024年最新の拝観料金や拝観時間、アクセス方法についてまとめていきます。

瑞巌寺の拝観料金

瑞巌寺の拝観料金は以下の通りになります。

  • 大人:700円
  • 小人:400円

瑞巌寺の拝観時間

瑞巌寺の拝観時間は月によって異なります。

  • 1月:8時30分~15時30分
  • 2月:8時30分~16時
  • 3月:8時30分~16時30分
  • 4月~9月:8時30分~17時
  • 10月:8時30分~16時30分
  • 11月:8時30分~16時
  • 12月:8時30分~15時30分

最終受付時間は閉門時間の30分前なので注意してください。

瑞巌寺の拝観所要時間

瑞巌寺の拝観にかかる所要時間は40分~1時間ほどでした。

参道をはじめとする境内は広いので時間に余裕をもって拝観してください。

瑞巌寺へのアクセス方法

瑞巌寺へのアクセス方法は以下の通りです。

  • 仙石線JR松島海岸駅から徒歩10分
  • 東北本線JR松島駅から徒歩25分

お車の場合は瑞巌寺に専用駐車場はないので、近隣の有料パーキングなどにとめてください。

瑞巌寺の所在地:〒981-0213宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地
瑞巌寺の電話番号:022-354-2023
瑞巌寺の地図はこちら。

瑞巌寺の見どころを紹介

ここからは瑞巌寺の魅力的な見どころを写真つきで紹介していきます。

総門

瑞巌寺の最初の見どころは、参道の入り口に位置する切妻造りの瑞巌寺の総門です。

総門

総門の扁額には瑞巌寺を意味する「桑海禅林」と書かれています。

総門をくぐると、参道が続いていて美しい杉並木を見ることができます。

こちらの杉並木も2011年の東日本大震災の津波で被害を受けたようです。

法身窟(ほっしんくつ)

参道を進み瑞巌寺の受付所の左手にあるのが法身窟(ほっしんくつ)です。

法身窟

法身窟は鎌倉時代半ばに法身性西禅師と鎌倉幕府の執権である北条時頼が出会ったところと言い伝えられています。

庫裏

瑞巌寺の参拝はこちらの建物庫裏(くり)からはじまり、本堂に行く順番になっています。

基本的には庫裏に装飾が施されることはあまりないようですが、瑞巌寺の庫裏は豪華な唐草彫刻が特徴です。

庫裏

庫裏は寺院では台所の役割を担う建物で、瑞巌寺の庫裏は1959年に国宝に指定されています。

本堂

瑞巌寺の見どころの本堂は、伊達家の歴史を感じさせる仏教建築が美しいとして評価されています。

本堂

本堂の内部は撮影禁止なので写真はありませんが、本堂内部の天井や柱の彫刻や装飾、襖絵はとても豪華で立派でした。

特に文王の間廊下の扁額「松島方丈記」や、板戸絵、政宗公に殉死した家臣の位牌を安置する「羅漢の間」は印象に残っています。

また、上段の間では2018年平成の大修理完了を記念して製作された伊達政宗甲冑復元像もみることができました。

本堂の周辺には書院庭園が広がっていて、四季折々の美しい自然を楽しむことができますよ。

宝物館

瑞巌寺の宝物館は、昭和27年に開館し伊達家と瑞巌寺のゆかりのある文化財が展示されています。

主な展示は重要文化財に指定されている木造五大明王像や本堂の障壁画です。

伊達政宗の遺品や仙台藩の歴代藩主画像、伊達家から寄進された美術工芸品なども見ることができ、特別展示もあるので何度訪問しても新たな発見をすることができますよ。

私が訪問した時は、宝物館企画展「祈りのこころとそのかたち~東日本大震災から十年」が開催されていました。

宝物館にて限定御朱印帳をいただきました。瑞巌寺の御朱印情報についてはこちらのブログ記事をご覧ください。

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五大堂

瑞巌寺の見どころで忘れてはならないのが、境内から離れたところにある五大堂です。

慈覚大師円仁が円福寺を開創した時に、坂上田村麻呂に由来する毘沙門堂に五大明王像を安置したことから五大堂と呼ばれるようになったそうです。

五大堂は東北地方現存最古の桃山建築で、現在の五大堂は1604年に伊達政宗公によって造営されました。

五大堂

瑞巌寺五大堂は1950年に国重要文化財に指定されていて、内部の五大明王像は33年に1度開帳されます。(次回予定は2039年)

五大堂周辺は売店がでていたり観光客でにぎわっています。五大堂からは日本三景松島の美しい風景(松島湾)を楽しむこともできます。

松島

瑞巌寺の年中行事

瑞巌寺には花まつりなどの年中行事や、写経体験・座禅体験会などのイベントも開催されています。

瑞巌寺に訪れる際には、瑞巌寺の公式サイトにて行事の日程や詳細を事前に確認することをおすすめします。

瑞巌寺の見どころまとめ

宮城県松島にある人気観光スポット「瑞巌寺」の見どころや拝観情報を紹介しました。

瑞巌寺は国宝に指定されている歴史ある伊達政宗公の菩提寺で、宝物館では貴重な仏教美術品や伊達家の品々を観覧することができます。

瑞巌寺の周辺には円通院や温泉旅館など観光スポットがたくさんあるので、松島へ行く際はぜひ瑞巌寺へ訪問してみてください。

瑞巌寺のそばにあるおすすめ甘味処についてはこちらのブログ記事をご覧ください。

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