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アルルの観光スポット8選【世界遺産の古代ローマ遺跡やゴッホ名作の舞台を巡る】

アルルの観光スポット

フランスのアルル(Arles)はプロヴァンス地方の中心部に位置し、世界的に有名な画家ゴッホが数多くの名画を生み出した街です。

1981年には「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」として世界遺産に登録されています。

本記事では南フランスの街「アルル」の観光スポット情報を実際に現地で撮影した写真とともに紹介します!

【南フランス】アルルってどんな街?

アルル 観光

アルル(Arles)は南フランスのプロバンス地方に位置する街で、紀元前ローマ都市時代の歴史跡が残っています。

アルルは紀元前46年にカエサルによってローマの植民都市となりました。

旧市街には円形闘技場をはじめとした古代ローマ遺跡の数々が残されていて、見どころとなる観光スポットがたくさんあります。

アイハナ
画家「フィンセント・ファン・ゴッホ」が住んでいたことでも有名です。

アルルはゴッホが残した名画の舞台にもなっているため、ゴッホゆかりのスポットを周るのも旅の目的のひとつになります。

アルルへのアクセス方法

パリからアルルに行く場合TGVの利用が便利です。

TGVとはフランスの高速列車のことで、マルセイユ方面の電車に乗り約4時間ほどでアクセスすることができます。

マルセイユからアルルへ行く場合は、列車で1時間ほどなので日帰り観光も可能になります。

アルルの見どころはコンパクトにまとまっていますが、素敵な街なので1泊2日で観光するのがおすすめですよ。

アルルの地図はこちら。

アルルの観光スポット8選

ここからは実際にアルルに行ってみて分かったおすすめ観光スポットを写真付きで紹介します!

12月に訪れましたが日本の冬と同じくらいの気候だったのでコート必須です。

アルルの円形闘技場

まず最初に紹介するアルルの観光スポットはアルルの円形闘技場です!

アルルの円形闘技場は紀元前90年ごろに建てられ2万人を収容することができます。

アイハナ
ローマのコロッセオよりも歴史があります。

中世には円形闘技場の内部に教会や家屋が設けられていて要塞兼住居として使用されていました。

アルルの円形闘技場は、「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」の名で世界遺産に登録されている構成資産のひとつです。

アイハナ
アルルの円形闘技場は現在でも闘牛が開催されているそうです。

私たちが訪問した際には円形闘技場の内部で地元の子供たちが元気に遊んでいました。

クチコミでは思ったより小さいという声もありました。私は他の円形闘技場を見たことがないので大きいなと思いました。

レピュブリック広場・アルルの市庁舎

アルルの観光スポットレピュブリック広場(Place de la République)はアルル旧市街の中心部に位置するメイン広場です。

奥の建物は1676年に建てられたアルルの市庁舎です。

アルルの市庁舎は自由に内部にはいって見学することができました!

紀元前40年ごろに作られたアルル市庁舎の地下回廊は古代ローマの公共集会所でした。

アルル市庁舎の地下回廊は「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の構成資産のひとつとして、1981年に世界遺産に登録されています。

サン・トロフィーム教会

アルルの観光スポットサン・トロフィーム教会(サン・トロフィーム聖堂/L’église de saint-Trophim)は、先ほど紹介したレピュブリック広場に面しているロマネスク建築の教会です。

7世紀頃に創建され12世紀に現在の姿に改修されました。

アルル

フランスの代表的なロマネスク建築のひとつで、正面の扉の上のタンパンにある最後の審判の彫刻が見どころです。

サン・トロフィーム教会自体は無料で入場できますが、ロマネスク彫刻の見られる回廊は有料です。(5.5ユーロで見学することができます)

また、サン・トロフィーム教会はサンティアゴ・デ・コンポステーラへのフランス側の巡礼路の1つである「トゥールーズの道」の始点のひとつでもあります。

古代ローマ劇場

アルルの観光スポット「古代ローマ劇場(Théâtre Antique d’Arles)は紀元前1世紀ごろアウグストゥス帝統治下につくられたローマの野外劇場です。

ローマ衰退後には採石場として利用されていました。

古代ローマ劇場の見どころとしては、その姿から「2人の未亡人」と呼ばれている2本の石柱です。

ローマ時代の劇場の土台が今も残されているというところにロマンを感じますね。

アイハナ
現在でもコンサートなどで使用されているそうですよ♪

古代劇場の入場料金は、アルルの円形闘技場との共通券で9€でした。

アルルの円形闘技場のすぐそばにあるので散策がてらに立ち寄ってみましょう!

古代劇場も世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」の構成資産のひとつです。

コンスタンティヌスの公衆浴場

続いて紹介するアルルの観光スポットは、コンスタンティヌスの公衆浴場(Thermes de Constantin)です。

4世紀に作られたコンスタンティヌスの公衆浴場には、驚くべきことにお湯の温度調節機能やサウナ部屋、プール、床暖房装置などがあったといいます。

こちらの古代遺跡も世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の構成資産のひとつになっています。

円形闘技場から徒歩10分ほどなのでぜひ足を運んでみてください。

カフェヴァンゴッホ

カフェ・ヴァン・ゴッホ(Le Café Van Gogh)は、ゴッホが1888年に描いた有名な作品「夜のカフェテラス」のモデルとなった場所です。

ゴッホの名画の立て看板があり、絵と現実を見比べることができました!

アルル 観光

中学生の美術の時間にゴッホの作品を模写する授業があったので感動しました。

お店自体の口コミ評価はよくなかったので食事はしませんでした。

追記)2024年2月にグーグルマップを確認したところカフェの営業は閉業になっていました。

L’espace Van Gogh

今回私は時間の都合上訪問できませんでしたが、ゴッホが精神を病み入院していた病院の跡地「L’espace Van Gogh」もおすすめです。

アルルのゴッホ療養所

庭園にはゴッホが描いた花壇があり思いをはせるために多くの観光客に人気があるスポットになっています。

周囲にはカフェやお土産物店があり無料で入場できます。

アルルの跳ね橋

アルルの跳ね橋はゴッホの作品の中でも知っている人が多いのではないでしょうか?

こちらのアルルの跳ね橋は実際のものとは違う場所に1960年代に復元されたものだそうです。

アルル 観光

現地に行くとゴッホの絵のコピーが飾ってありました。

周囲は観光地ではなく、かなり静かな場所なので日が暮れる前に行くことをおすすめします。

アルルの跳ね橋はアルルの旧市街からは離れている(徒歩30分かかる)ので、ゴッホの作品が大好きという方は行ってみるといいでしょう。

まとめ

南仏の古都アルルの観光スポットやアクセス方法を紹介しました!

アルルには画家ゴッホゆかりの観光名所や、世界遺産に登録されている古代ローマ時代の古代遺跡がたくさんあるので1泊2日でゆっくりと散策するのがおすすめです。

合わせて行きたい南フランスの観光地はこちら↓

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