生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)は大阪府大阪市天王寺区にある神社です。
別称「難波大社(なにわのおおやしろ)」とも呼ばれ、地元の方からは「いくたまさん」と呼ばれ親しまれています。
本記事では生國魂神社の参拝所要時間やご祭神や歴史・ご利益・見どころ・アクセス方法を紹介します。
生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)とは?
生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)は大阪市天王寺区にある神社で、かつては大阪城のあった場所に鎮座していました。
豊臣秀吉公による大阪城築城の際に現在地に遷座されました。
生國魂神社の歴史は古く、創建は神武天皇の即位前頃といわれています。
生國魂神社のご祭神は、国土を守る神様である「生島神(いくしまのかみ)」と「足島神(たるしまのかみ)」になります。
新天皇の即位儀礼「八十島祭(やそしま)」の際にも主神に祀られた神様です。
縁結びや子宝・安産・家庭円満などのご利益があると言われています。
また毎年7月11日から12日にかけて行われる「生國魂祭(いくたままつり)」は、大阪三大夏祭りのひとつになっています。
生國魂神社の見どころと所要時間
生國魂神社という名前からして「なんだかパワーがすごそうだな」と思い、実際に現地に足を運んでみました。
生國魂神社の参拝所要時間は約30分です。
生國魂神社には本殿とは別に11もの境内社があるので、ゆっくり参拝したい方はもう少し時間をみておくとよいでしょう。
御朱印をいただく方や混雑時に行く場合は、時間に余裕をもって訪問しましょう。
生國魂神社北門坂
今回私たちは近鉄日本橋から徒歩で生國魂神社に向かいました。
shitaderamachi交差点のそばには生國魂神社北門坂があり、鳥居をくぐって坂をのぼって行きました。
坂を上っていくと右手に境内への入り口がありました。
生國魂神社の境内には井原西鶴の像もあり、とても綺麗に整備されていました。
☆
生國魂神社の本殿
生國魂神社の本殿は、「生國魂造(いくたまづくり)」と呼ばれる建築様式で建てられています。
「生國魂造(いくたまづくり)」とは名前の通り生國魂神社独自の建築様式です。
桃山時代の伝統的な建築様式で、破風を三十に重ねているのが特徴。
現在の本殿は戦後に建て替えられたもので、コンクリート造銅板葺きになっていますが、桃山時代の伝統も踏襲した造りになっているそうです。
11の境内社
生國魂神社には11もの境内社がありパワーを感じることができました。
- 住吉大社
- 天満宮
- きたむき八幡宮
- 皇大神宮
- 鞴神社(ふいごじんじゃ)
- 浄瑠璃神社
- 精鎮社(せいちんしゃ)
- 鴫野神社(しぎのじんじゃ)
- 源九郎稲荷神社
- 稲荷神社
- 家造祖神社(やづくりみおやじんじゃ)
淀姫がご祭神の1柱になっている鴫野神社は、縁切り神社としても有名です。
土日祝日限定で「崖縁(がけっぷち)占い」という鑑定があるので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
生國魂神社の御朱印
生國魂神社では御朱印をいただくことができます。
初詣時期には60年に1度しか同じデザインがないという干支限定御朱印を頒布していることで有名です。
実際に私も生國魂神社の干支限定御朱印をいただきました。
生國魂神社の御朱印のデザインや種類、受付場所や時間についてはこちらの記事をチェックしてください。
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生國魂神社へのアクセス方法
生國魂神社へのアクセスは電車の利用が便利です。最寄り駅と時間は以下の通りです。
- 大阪メトロ谷町線「谷町九丁目駅」から徒歩3分
- 近鉄難波線「上本町駅」から徒歩9分
お車の場合は生國魂神社の駐車場が20台あり無料で利用できます。
生國魂神社の地図はこちら。
まとめ
大阪市天王寺区にある大阪最古の神社「生國魂神社」の所要時間や境内の見どころ・アクセス方法・御朱印情報について紹介しました。
生國魂神社はとても歴史の古い神社でパワーをいただくことができた気がします!
大阪に行く際はぜひ足を運んでみてください。
住吉大社の参拝所要時間や見どころはこちらの記事で紹介しています↓
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