台湾高雄市にある穴場観光スポット「旗津島(きしんとう)」。
旗津島は高雄の中でもお気に入りのスポットで実際に3回訪問しています。
高雄 旗津島への行き方や観光スポット・モデルコース・所要時間・おすすめ海鮮グルメを紹介します!
【高雄】旗津島はどんなところ?
旗津島(きしんとう・Cijin Island)とは、高雄西部にある約10㎞ほどの細長い半島です。
高雄からフェリーで気軽に訪れることができるフォトジェニックな港町になっています。
フェリーターミナルへと続く道は海鮮レストランや屋台が軒を連ねていて、旗津老街として異国情緒あふれる雰囲気が漂っています。
旗津島(旗津老街)の地図はこちら。
旗津島の観光スポットは点在しているので、レンタサイクルを利用して観光するのがおすすめです。
今回は実際に高雄の旗津島を観光して分かった、高雄中心部から旗津島への行き方・観光スポット・モデルコースを紹介していきます!
旗津島への行き方【フェリー】
高雄の旗津島へは、高雄の西子湾にあるフェリー乗り場「鼓山輪渡駅」からアクセスできます。
フェリー乗り場「鼓山輪渡駅」は高雄MRTの西子湾駅2番出口から徒歩8分です。
旗津島行きへのフェリーが出ている「鼓山輪渡駅」の地図はこちら。
西子湾駅からフェリー乗り場まで実際に歩きましたが、至る所に案内板がありました。
鼓山輪渡駅から旗津半島はフェリーで5分で行くことができます!
フェリーターミナル鼓山輪渡駅から旗津半島へのフェリー料金は、大人1人片道で40元(2023年現在:日本円で185円ほど)でした。
交通系ICカード遊遊カードも利用できます。
フェリーは乗り心地が良く、デッキ部分にも出ることができました。
旗津島の観光スポット・海鮮グルメ
鼓山輪渡駅からフェリーで約5分、対岸の旗津島のフェリーターミナル(旗津輪渡站)に到着します。
フェリー乗り場前にはレンタサイクルを貸し出しているお店があります。
レンタサイクル用の自転車には2人乗りや5人乗りなど複数タイプの自転車がありました。
ここからは、実際に行ってみてわかった旗津島の海鮮グルメや見どころとなる観光スポットを紹介していきます。
旗津老街
まずはフェリーターミナルから続くメインストリート「旗津老街(Cijin Old Street)」で台湾ならではの海鮮グルメを満喫しましょう。
揚げたてのエビやイカ、魚などのおいしそうな海鮮グルメがたくさんあって迷ってしまいます。
1串100元(2023年現在のレートで約460円)のイカ揚げは注文後に揚げて、小さくカットしてくれました。
「旗津半島に行くなら黒輪を食べてみて」と旗津半島に住んでいる台湾人の友人が教えてくれたので、黒輪を食べてみることにしました。
黒輪とは日本でいうおでんのことで、モチモチした味付きはんぺんのようなものです。
おでんといっても日本にはない味でもちもちしていて本当においしかったです!パクパク食べられました♪
屋台で生絞りのスイカジュースも購入してビーチに向かいました。
旗津海水浴場
旗津半島のメインストリートを進むとつきあたりが「旗津海水浴場(Cijin Beach)」になります。
お天気が良くのんびりとした雰囲気が漂っていました。
海沿いはヤシの木が立ち並ぶ遊歩道になっていて、自転車専用のサイクリングロードも整備されています。
南国感あふれる雰囲気が最高です♪
旗津海水浴場のすぐそばには海鮮系のお土産店が揃っている「旗后観光市場」があります。
干しエビやスルメイカなどの乾物からエビせんべいなどのスナック菓子などが売っているので、お土産におすすめですよ。
旗津踩風大道
旗津海水浴場から海沿いのサイクリングロード「旗津踩風大道」をサイクリングしてみました!
ヤシの木や緑に囲まれたサイクリングロードで、車が通行しないので安心して自転車を漕ぐことができました。
四輪自転車も通れるように道幅が広くなっていました。
旗津彩虹教堂
海沿いのサイクリングロードを走っていたら、写真映えスポットとしても有名な「旗津彩虹教堂(旗津レインボー教会 Qijin Rainbow Church)」に到着しました。
旗津彩虹教堂は、旗津海岸公園内にある海に面した色鮮やかな現代アート作品です。
私の行ったときはちょうど掃除中で中に入ることができませんでしたが、海に面しているので素敵な写真が撮れますよ♪
旗津貝殻博物館
続いて紹介するのは「旗津貝殻博物館(Cijin Shell Museum)」です。
この日はとても暑かったので休憩がてら中にはいってみました。
施設内は冷房が効いていて涼しく、綺麗なトイレもありました。
海岸公園
旗津貝殻博物館の周りは「海岸公園(Cijin Seaside Park)」になっています。
周辺にはモザイクタイルの貝殻のオブジェがありました。
旗津海珍珠
旗津貝殻館から少し進んだところに、大きな貝のオブジェ「旗津海珍珠(Cijin Shell House)」があります。
みんな自転車をとめて記念撮影していましたよ。
旗津風車公園
そのまま自転車で海沿いを1.5㎞ほど走っていくと、「旗津風車公園(Cijin Windmill Park)」にたどり着きます。
風車公園まで来るとほとんど観光客はいませんでした。
これより先は見どころもないので、レンタサイクルの方は風車公園で折り返すのがおすすめです。
旗津星空隧道
折り返して旗津海水浴場まで帰ってくると、「旗津星空隧道(Cijin Star Tunnel)」という観光用のトンネルにたどり着きます。
旗津星空隧道は、日本統治時代に建設されたトンネルで現在は旗津島の観光名所になっています。
現在はトンネル内が木道(遊歩道)になっているので、自転車で進むことができます。
トンネルを抜けると景勝地になっていて、岩場に打ち付ける波の音が響き渡っていました!
この先は遊歩道が整備されていて、旗津フェリーターミナルの方まで続いています。
林の中に野犬がいたので注意。
木々の間を自転車で駆け抜けると、高雄の市街地が対岸に見えてきます!
このままフェリーターミナルに向かうのも良いですが、時間がある方は一度トンネルの入り口に戻りましょう。
旗後灯台
坂道を200mほど登ると、「旗後灯台(高雄灯台 きごとうだい Cihou Lighthouse)」に到着します。
旗後灯台は1883年に作られた白い灯台で、日本統治時代の1918年に増築された歴史があります。
旗後灯台の入場料は無料で、10時から21時まで敷地内に入場することができます。
旗後灯台の展望スペースからは高雄85ビルや高雄市内の美しい景観を見渡すことができますよ。
旗後砲台
旗後灯台から遊歩道を5分ほど進むとレンガ造りの砲台跡「旗後砲台(きごほうだい Cihou Fort」に到着します。
旗後砲台は、清朝時代(1875年)に高雄港を防衛する目的で建てられた要塞跡で、日本統治時代にも使用されました。
旗後砲台は先ほど紹介した旗後灯台と同様に夕日が綺麗なスポットとしても人気があります。
旗津島観光の所要時間とモデルコース
旗津島の観光の所要時間は、3時間~4時間あれば楽しめます。
旗津島は小さい半島なので海鮮グルメを食べたり、写真スポットでゆっくり写真を撮っても3~4時間で満喫できます。
ヤシの木が並ぶサイクリングコースはしっかりと整備されていたので、とても走りやすかったです!
旗津島の観光モデルコースとしては以下の順番で周るのがおすすめですよ。
- 旗津老街
- 旗津海水浴場
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旗津踩風大道
- 旗津レインボー教会
- 旗津貝殻博物館
- 海岸公園
- 旗津海珍珠
- 旗津風車公園
- 旗津星空隧道
- 旗後灯台
- 旗後砲台
観光後は旗津老街で甘いものを食べて帰路につきました♪
高雄市街地とは異なり、南国の雰囲気たっぷりの旗津島はとてもおすすめの観光スポットです!
高雄 旗津島に行ってみよう!
台湾高雄市の中心部からフェリーで気軽に行ける観光スポット「旗津島」を紹介しました!
旗津島は海鮮グルメや歴史を感じる観光スポットが多く、レンタサイクルで周るのがおすすめです。
高雄旅行の際はぜひ旗津島観光に行ってみてくださいね。
高雄の観光スポット情報についてはこちらのブログ記事でまとめています。
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