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大久野島のうさぎガイド|なぜいる?餌やりや注意点を実体験で紹介

大久野島といえば、島のあちこちで出会えるたくさんのうさぎを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

でも、実際に訪れてみると「なぜ大久野島にはこんなにうさぎがいるの?」「餌はどこで買える?」「うさぎは触ってもいい?」など、気になることもたくさんあります。

私は12月に大久野島へ3泊4日で滞在し、島内を歩きながらたくさんのうさぎを観察しました。

休暇村大久野島前の広場だけでなく、山の斜面や展望台付近にも姿があり、冬にもかかわらず子うさぎに出会うことができました。

実際に餌を購入してあげてみた体験や、うさぎに服を噛まれたり、おしっこをかけられたりした体験も含めて、大久野島のうさぎについて詳しく紹介します。

「うさぎ島」として有名な大久野島を訪れる前に知っておきたい餌やりのポイントや注意点、うさぎが島にいる理由、現在の大久野島のうさぎについてもまとめました。

目次

大久野島のうさぎとは?

大久野島といえば、島のあちこちで出会えるたくさんのうさぎが有名です。

瀬戸内海に浮かぶ大久野島は「うさぎ島」とも呼ばれ、海沿いの道や草むら、休暇村大久野島の周辺など、島を歩いているとさまざまな場所でうさぎを見かけます。

大久野島のうさぎファミリー

私が訪れた12月にも、休暇村大久野島前の広場をはじめ、山の斜面や展望台へ向かう道などでうさぎに出会いました。

穴を掘って暮らしているため、地面に開いた穴からひょこっと顔を出したり、子うさぎが出てきたりすることも。

大久野島のうさぎ
大久野島の子うさぎ

餌を持っていると、うさぎのほうから近寄ってくることもあり、人に慣れている様子がうかがえます。

ただし、大久野島のうさぎはペットとして飼われているうさぎではありません。

島で半野生化して暮らしているため、かわいい姿を眺めるだけでなく、うさぎの習性や島での暮らしを知ったうえで観察することが大切です。

では、なぜ大久野島にはこれほど多くのうさぎがいるのでしょうか。そのルーツを調べてみると、意外な事実が分かります。

大久野島にはなぜうさぎがいる?

大久野島を訪れると、島のいたるところでうさぎに出会えます。休暇村大久野島の周辺だけでなく、海沿いの道や山の斜面、展望台へ向かう道にも姿があり、「どうしてこの島にはこんなにうさぎがいるの?」と不思議に思うかもしれません。

ここでは、大久野島のうさぎがどこから来たのか、なぜ島で増えていったのかを紹介します。

大久野島のうさぎはどこから来た?

現在、大久野島で見られるうさぎは、もともと島に生息していた野生種ではなく、人によって持ち込まれたとされています。

大久野島では、戦後に小学校で飼育されていたうさぎが放されたことなど、うさぎの由来について複数の説があります。

一方で、「毒ガス製造の実験用うさぎが逃げた」という話を見かけることがありますが、現在の大久野島のうさぎのルーツとして確認されているわけではありません。

現在島で暮らしているうさぎは、こうした人為的な導入をきっかけに繁殖し、野生化したものと考えられています。

大久野島でうさぎが増えた理由

大久野島でうさぎが増えた理由のひとつは、島という環境です。

大久野島にはうさぎを捕食する大型の肉食動物がほとんどおらず、島内には草や木など、うさぎが食べられるものもあります。

また、うさぎは繁殖力が高く、島の環境の中で世代を重ねながら数を増やしてきました。

現在では大久野島のあちこちでうさぎを見かけるため、「うさぎ島」と呼ばれるほど親しまれるようになっています。

大久野島のうさぎは野生のアナウサギ

大久野島のうさぎはペットとして飼われているうさぎではなく、島で自由に暮らす野生化したうさぎです。

そのため、人に慣れているように見えても、ペットのように扱ってよいわけではありません。

私が滞在したときも、休暇村大久野島前の広場にはたくさんのうさぎが集まっていましたが、山の斜面や展望台付近など、島のさまざまな場所でうさぎを見かけました。

大久野島キャンプ場広場にいたうさぎたち
大久野島の親子うさぎ

穴を掘って暮らしている姿や、穴の中から子うさぎが出てくる様子を見ることもでき、ペットとして見るうさぎとは違った、野生動物としての姿を間近で観察できるのも大久野島ならではの魅力です。

大久野島のうさぎは減った?

「大久野島のうさぎは以前より減ったの?」と気になる方もいるかもしれません。

環境省による大久野島のうさぎの調査では、確認された個体数は2018年前期の921頭が最多でした。その後は減少が続き、2022年前期には324頭まで減っています。

その後は増加に転じ、2023年後期には510頭まで回復しましたが、2024年11月から2025年1月にかけて発生したうさぎの虐待事件により、再び大きく減少。

環境省の資料によると、2024年後期の確認数は262頭となり、調査期間中で最も少ない数字になりました。

その後、2025年前期には449頭まで増加しており、虐待事件前に近い水準まで回復しています。環境省も、2024年後期の大幅な減少については、事件によって100近くのうさぎが死亡したことが影響したとしています。

つまり、大久野島のうさぎは「ずっと減り続けている」というわけではありません。過去には減少した時期があり、2024年末には大きな事件による急減もありましたが、その後は回復傾向にあります。

また、大久野島ではうさぎの食べ残した餌によってイノシシやネズミが増えていることも問題になっています。

休暇村大久野島も、食べ残しを島に放置しないよう呼びかけており、これらの動物が人やうさぎに危害を加える可能性があると注意しています。

私が訪れた12月にも、滞在中にイノシシの目撃情報がありました。うさぎを探して山側や展望台方面を歩くときは、かわいいうさぎだけでなく、周囲の環境にも気を配っておくと安心です。

なお、2025年には虐待事件を受けたリスク管理も進められており、大久野島では現在もうさぎの生息状況が継続して調査されています。

大久野島のうさぎはどこにいる?

大久野島のうさぎは、島の一か所に集まっているわけではありません。海沿いの道や草むら、山の斜面、戦争遺構の周辺など、島を歩いているとさまざまな場所で出会えます。

私が3泊4日で大久野島を歩いたところ、特にうさぎが多いと感じたのは休暇村大久野島前の広場でした。

そのほか、ビジターセンター前やキャンプ場広場にも比較的多く、山側や展望台周辺にも姿がありました。

休暇村大久野島前の広場はうさぎが多かった

うさぎを見るなら、まず立ち寄りたいのが休暇村大久野島前の広場です。

私が滞在したときは、この周辺に特にたくさんのうさぎが集まっていました。

休暇村大久野島前広場のうさぎたち

人が多い場所だからなのか、こちらのうさぎは比較的人に慣れているようで、餌を持っていると向こうからどんどん近寄ってくる個体も。

うさぎ同士で集まっている姿も多く、餌を持って歩いていると、あっという間に囲まれることもありました。

休暇村大久野島前に集まるうさぎたち
大久野島の人懐っこいうさぎ
アイハナ
餌をくれ!と言わんばかりに、うさぎが集まってきました。

「大久野島に来たら、まずうさぎを見たい!」という方なら、この広場は外せない場所だと思います。

山の斜面や展望台付近にもいる

大久野島のうさぎは、休暇村周辺だけにいるわけではありません。

私が歩いたときには、山の斜面や展望台へ向かう道、展望台周辺でもうさぎを見かけました

大久野島の山の斜面にいたうさぎ
大久野島展望台のそばにいたうさぎ

大久野島のうさぎは、アナウサギという種類のため、穴を掘って暮らしています。

斜面にはうさぎの巣穴と思われる穴もあり、観察していたら穴の中から子うさぎが出てくる場面にも遭遇しました。

大久野島の巣穴に入るうさぎ

休暇村前の広場にいるうさぎと比べると、山側や展望台周辺のうさぎは、少しおとなしく感じました。人が近づいてもすぐには寄ってこず、警戒心が強い個体も多かった印象です。

また、休暇村前では複数のうさぎが集まっていることが多かったのに対し、山側では1匹で行動しているように見えるうさぎも目立ちました。

縄張り争いに負けたうさぎが山側にいるのかな?などと想像しながら観察するのも面白かったですが、これはあくまで私が現地で見て感じた印象です。

縄張り争いをしている場面にも何度か遭遇しました。餌をあげると、餌を占領しようとする個体がいたり、弱い個体に取らせないように追い掛け回す個体がいたりして「やっぱり野生の生き物なんだな」と感じる場面がありました。

縄張り争いに負けたうさぎ▽(強い個体から離れた場所で餌をあげました)

縄張り争いに負けたうさぎ

なお、山側ではうさぎだけでなくイノシシの目撃情報もあったため、暗い時間帯などに歩く際は周囲に注意しましょう。

島内のあちこちでうさぎに出会える

大久野島を歩いていると、「こんなところにもいるの?」と思うような場所でうさぎに出会います。

戦争遺構の周辺にいることもあり、建物の近くや草むらからひょこっと出てくることも。

大久野島の戦争遺産

アイハナ
うさぎは戦争遺産の廃墟の中でも元気に遊んでいました(笑)

私が滞在したときは、島内の基本的にどこにでもうさぎがいるという印象でした。

ただ、場所によって数にはかなり差があります。

私が特に多いと感じたのは、

  • 休暇村大久野島前の広場
  • ビジターセンター前
  • キャンプ場広場

など、人が集まりやすい場所です。

ビジターセンター前にいたうさぎたち▽

大久野島のうさぎたち
大久野島のうさぎ

毒ガス資料館そばにいたうさぎたち▽

大久野島のうさぎファミリー

キャンプ場広場にいたうさぎたち▽

大久野島キャンプ場広場にいたうさぎたち

一方で、海のすぐ近くでは、それほど多くのうさぎを見かけませんでした。

うさぎの色は茶色い個体が多いです。たまに、白、黒、グレー、そのミックスなどの個体がいました。

縄張り争いに負けたうさぎ
大久野島の夕日の丘にいたうさぎ

大久野島では、観光スポットを目指して歩いている途中にも、道端や草むらからうさぎが現れます。

「うさぎを見るために特定の場所へ行く」というより、島を歩きながらうさぎを探すこと自体が大久野島観光の楽しみと言ってもいいでしょう。

ただし、うさぎを見つけても追いかけたり、無理に近づいたりするのは避けましょう。うさぎのほうから近づいてきたときも、驚かせないようにそっと観察するのがおすすめです。

大久野島のうさぎは冬でも見られる?子うさぎは?

大久野島では一年を通してうさぎを見ることができますが、「冬でも子うさぎに会えるの?」と気になる方もいるかもしれません。

一般的に、アナウサギは春から夏にかけて繁殖が盛んになるといわれています。そのため、子うさぎを見るなら春から夏がひとつの目安になります。

ただ、私が大久野島を訪れたのは12月

冬なので子うさぎには会えないと思っていたのですが、実際には島内で子うさぎを見ることができました。

冬でも子うさぎを見ることができた

私が12月に大久野島を訪れた際、島を歩いていると、思っていたより小さなうさぎを何度も見かけました。

大久野島の親子うさぎ

特に印象に残っているのが、巣穴のなかから出てきた子うさぎです。

「冬だから、さすがに子うさぎはいないだろう」と思っていたので、実際に見つけたときは驚きました。

大久野島の子うさぎ

アイハナ
明らかに普通のうさぎとは大きさが違うので、すぐ子うさぎだとわかります!

もちろん、12月なら必ず子うさぎが見られるというわけではありません。繁殖の時期や個体によっても違うため、子うさぎに会えるかどうかはそのときの状況次第です。

それでも、「子うさぎを見るなら春~夏」と言われているから冬は絶対にいない、というわけではないと、実際に訪れて感じました。

冬しか見られない「うさ団子」

冬の大久野島でぜひ探してみたいのが、うさぎたちが身を寄せ合って丸くなっている「うさ団子」です。

寒くなると、うさぎたちはお互いに身を寄せ合って暖をとることがあり、休暇村大久野島ではこの姿を「うさ饅頭」や「うさ団子」と呼んでいます。休暇村の公式ブログでも、冬の風物詩として紹介されています。

私が訪れたのも12月だったので、冬ならではのうさぎの姿を見ることができました。

昼に見たうさだんご
大久野島キャンプ場広場にいたうさぎたち

普段は1匹ずつ動き回っているうさぎも、寒い時期には何匹かでぎゅっと集まって丸くなります。ふわふわのうさぎが集まっている姿は、まさに「うさ団子」。

春や夏の子うさぎとはまた違った、冬の大久野島ならではの楽しみです。

冬に大久野島を訪れるなら、うさぎを探すだけでなく、ぜひこうした「うさ団子」も探してみてください。見つけても触ったり追いかけたりせず、少し離れたところからそっと観察しましょう。

大久野島のうさぎを見るなら季節だけで判断しない

大久野島のうさぎは一年を通して島で暮らしているため、冬でもうさぎを見ること自体はできます。

アイハナ
冬でもうさぎたちは活発に動いていました!
休暇村大久野島前に集まるうさぎたち
大久野島のうさぎファミリー

子うさぎについては春から夏にかけて見られる機会が多いものの、私のように12月でも子うさぎに出会えることがあります

そのため、「冬だから子うさぎはいない」と考える必要はありません。

大久野島を訪れたら、季節だけで判断せず、島を歩きながらうさぎの姿を探してみてください。

大久野島のうさぎの餌やり情報

大久野島を訪れたら、うさぎに餌をあげてみたいと思う方も多いでしょう。

実際に島を歩いていると、うさぎに餌をあげている観光客の姿も見かけます。ただし、大久野島ではうさぎとの接し方についてルールや注意点があるため、事前に確認しておくことが大切です。

大久野島ではうさぎの餌を販売していない

まず知っておきたいのが、大久野島の島内ではうさぎの餌を販売していないということです。

休暇村大久野島の公式FAQでも、「島内では、うさぎの餌を販売しておりません」と案内されています。

そのため、「島に着いてから買えばいい」と考えていると、餌を用意できません。

うさぎに餌をあげたい場合は、大久野島へ渡る前に準備しておくのがおすすめです。

うさぎの餌は忠海港で購入できる

私の場合は、忠海港で餌を購入できるという事前情報を得ていたので、大久野島へ渡る前に忠海港でうさぎ用のペレットを購入しました。

うさぎの餌は1袋200円で販売されていました。

忠海港のチケットターミナル
忠海港で販売しているうさぎの餌

購入した餌は島へ持って行き、うさぎたちにあげて、最終的には全部あげきりました。

野菜を持ち込む

実際に島内では、にんじんやキャベツなどを持ってきている人も見かけました。

ただし、「野菜なら何でも食べさせていい」と考えるのではなく、現在の公式案内や現地のルールを確認してから餌を用意するようにしましょう。

また、餌を持って行く場合でも、食べ残しを島に放置しないことが大切です。うさぎの食べ残しは、島の環境やほかの動物にも影響するためです。

餌を持っているとうさぎが寄ってくる

大久野島のうさぎは、人に慣れている個体も多く、餌を持っているとこちらに近づいてくることがあります。

私が餌を持って歩いていたときも、うさぎたちが次々と寄ってきました。

餌に群がる大久野島のうさぎたち
大久野島のうさぎたち

普段は少し離れた場所にいるうさぎでも、餌を持っていることに気づくと、こちらへ向かって走ってくることもあります。

ただし、うさぎが近づいてきたからといって、追いかけたり抱き上げたりするのはやめましょう。

また、餌をあげる際には、うさぎが食べ終わった後の残りをそのままにしないことも大切です。

大久野島では、うさぎに餌をあげることそのものだけでなく、うさぎが暮らしている環境を守りながら観察することを意識したいところです。

大久野島のうさぎは触っていい?

大久野島では、うさぎが人の近くまで寄ってくることがあります。餌を持っていると足元まで来るうさぎもいるため、つい触ってみたくなるかもしれません。

しかし、大久野島のうさぎは触ってはいけません。

環境省や休暇村大久野島も、うさぎを触ったり抱いたりしないこと、手から直接餌をあげないことを呼びかけています。うさぎにとってストレスやケガの原因になるだけでなく、人がかまれる可能性もあるためです。

うさぎを触るのはNG

大久野島のうさぎは、人に慣れているように見えてもペットではありません。

環境省によると、大久野島のうさぎは半野生化した状態で暮らしており、人と距離が近いことからさまざまな問題が起きています。

現在のルールでは、「ウサギにさわらない」ことが明確に案内されています。

かわいいからと追いかけたり、抱き上げたりするのもNGです。うさぎは骨が弱く、抱っこした際に暴れて落下すると大きなケガにつながる可能性があります。休暇村大久野島も、追いかけたり抱っこしたりしないよう呼びかけています。

私自身、大久野島ではうさぎがこちらにどんどん近づいて靴の上に乗ってきたり、服を噛んできたり、うさぎの方から接触してくる機会が何度もありました。特に座っていると膝の上に登ってこようとしてきます。

それでも、「近づいてきた=触っていい」というわけではありません。

これはうさぎのためでもありますが、同時に人間側の感染症リスクを避ける目的もあります。

餌をあげるときも手であげてはいけない

餌をあげる場合も、うさぎに手から直接餌を与えてはいけません。

環境省は、手に餌を持って与えると、うさぎに噛まれてケガをするおそれがあるとして注意しています。休暇村大久野島の最新の案内でも、「手から絶対にエサをあげないでください」とされています。

実際に大久野島のうさぎは、餌を見つけるとかなり積極的に寄ってくることがあります。私も餌を持っていたときに、うさぎが怒涛の勢いで次々と集まってきました。

大久野島の人懐っこいうさぎ

「かわいい!」と思って手を伸ばしたくなりますが、そこはぐっと我慢。

離れた地面に餌を置いて、うさぎが食べている姿を少し離れて見守るだけでも、十分に楽しめます。

また、餌を与える場合は、うさぎが食べきれる量だけにして、食べ残しを放置しないことも大切です。

食べ残しはイノシシやネズミを引き寄せる原因にもなるため、持ち帰るよう環境省や休暇村が呼びかけています。

うさぎを観察するだけでも十分楽しめる

大久野島の楽しさは、うさぎを触ることではありません。

島を歩いていると、草むらからうさぎが出てきたり、穴の中から子うさぎが顔を出したり、山の斜面を走っていたりします。

私が滞在したときも、休暇村大久野島前の広場だけでなく、ビジターセンター前やキャンプ場、戦争遺構の周辺、山の斜面や展望台付近など、さまざまな場所でうさぎを見かけました。

大久野島のうさぎ
大久野島のうさぎファミリー

うさぎによって性格も違い、こちらを警戒して距離を保つ個体もいれば、餌を持っているとすぐに近づいてくる個体もいます。

触らなくても、うさぎの行動をじっくり観察するだけで十分楽しめる。

それが、大久野島でうさぎと出会うときに大切にしたい楽しみ方です。

大久野島でうさぎを見るときの注意点

大久野島のうさぎは人に慣れているように見えますが、野生化したアナウサギです。

人もうさぎも気持ちよく過ごせるよう、ルールやマナーを守って観察しましょう。

汚れてもいい服装がおすすめ

大久野島では、餌を持っているとたくさんのうさぎが集まってきます。

私も餌をあげていた際、服を噛まれたり、おしっこをかけられたりしました(笑)。

悪気があるわけではなく、餌を探して近づいてきたり、興奮してしまったりするためです。

そのため、大久野島を訪れる際は、白い服やお気に入りの服ではなく、汚れてもよい服装がおすすめです。

靴も歩きやすく、多少汚れても気にならないものを選ぶと安心です。

うさぎを追いかけたり抱き上げたりしない

大久野島のうさぎは、かわいいからといって触ったり抱っこしたりしてはいけません。

休暇村大久野島や環境省でも、追いかけたり、さわったり、抱き上げたりしないことを呼びかけています。

うさぎはとても繊細で、強いストレスやケガの原因になるためです。さらに、餌を手で持って与えると噛まれる危険があるため、手から直接餌をあげることも禁止です。

ルールを守って、少し離れた場所から自然な姿を観察することが、大久野島のうさぎと接する一番の楽しみ方です。

山や暗い時間帯は野生動物にも注意

山側や展望台周辺を歩く場合は、野生動物にも注意しましょう。

私が12月に滞在した際も、島内ではイノシシの目撃情報がありました。

実際に山道は木々が多く、人通りも少なくなるため、早朝や夕方以降に歩く場合は周囲に気を配りながら行動するのがおすすめです。

うさぎの糞を踏まないよう足元に注意

島内を歩いていると、あちこちでうさぎの糞を見かけます。

正直なところ、踏まないように歩くほうが難しいくらいでした(笑)。

休暇村大久野島前広場のうさぎたち

特に休暇村前の広場など、うさぎが多く集まる場所では足元にも気を配りましょう。

また、うさぎの通り道や餌を食べている場所へ不用意に立ち入らないことも大切です。周囲をよく見ながら歩けば、うさぎの自然な姿をより安心して観察できます。

大久野島のうさぎは持ち帰れない

大久野島のうさぎは、持ち帰ることはできません。

島で暮らすうさぎは環境省が管理する大久野島の自然環境の中で生活しており、観光客が持ち帰ったり、自宅で飼育したりすることは禁止されています。

「かわいいから家で飼いたい」と思う方もいるかもしれませんが、うさぎは大久野島で暮らす大切な命です。

島で見かけたうさぎは持ち帰らず、ルールを守って観察を楽しみましょう。

また、反対にペットとして飼っているうさぎを島へ放すことも禁止されています。外来の病気が持ち込まれたり、生態系に影響を与えたりするおそれがあるためです。

大久野島のうさぎたちがこれからも安心して暮らせるよう、一人ひとりがルールを守って観光を楽しみましょう。

大久野島でうさぎと過ごしたら楽しみたいこと

うさぎとの時間を満喫したら、グルメやお土産、宿泊も楽しんでみましょう。

日帰りでは味わえない魅力もあり、大久野島での思い出がさらに深まります。

うさぎのお土産を探す

休暇村大久野島のショップや忠海港のお土産コーナーには、うさぎをモチーフにしたぬいぐるみやお菓子、雑貨などが販売されています。

うさぎのぬいぐるみ

旅の記念にはもちろん、お土産としても人気なので、フェリーに乗る前や滞在中に立ち寄ってみるのがおすすめです。

「うさぎのはなくそソフトクリーム」もおすすめ

大久野島を訪れたら、ユニークな名前で人気の「うさぎのはなくそソフトクリーム」もぜひ味わってみてください。

うさぎのはなくソフトクリーム

見た目は少しインパクトがありますが、味はおいしく、観光客にも人気のスイーツです。

私も実際に食べましたが、大久野島らしい思い出になる一品でした。

休暇村大久野島に泊まれば朝晩のうさぎにも会える

時間に余裕があるなら、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」に泊まるのがおすすめです。

宿泊すると、日帰りでは見られない朝や夕方、夜の静かな島の雰囲気を楽しめます。

休暇村大久野島の外観
夜の大久野島うさだんご

観光客が少ない時間帯は、昼間とは違ったうさぎの姿を観察できるのも魅力です。

私も3泊4日滞在しましたが、朝の散策や夕方の静かな時間は特に印象に残っています。

宿泊した感想や温泉、館内の様子については、休暇村大久野島宿泊レビューで詳しく紹介しています。

休暇村大久野島宿泊レビューはこちら

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まとめ|大久野島のうさぎは観察するだけでも楽しい

大久野島のうさぎは、人に慣れている一方で、島で自由に暮らす野生化したアナウサギです。

餌を持っていると近づいてきたり、穴から子うさぎが顔を出したりと、島ならではの自然な姿を間近で観察できます。

私も3泊4日大久野島に滞在し、休暇村前の広場や山の斜面、展望台周辺など、島のさまざまな場所でうさぎに出会いました。

12月でも子うさぎを見ることができ、季節ごとに違った魅力があることも実感しました。

ルールやマナーを守りながら観察すれば、大久野島のうさぎは「見るだけ」でも十分に癒やされる存在です。

ぜひ、かわいいうさぎたちとの出会いを楽しみながら、大久野島ならではのゆったりとした時間を過ごしてみてください。

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