海外旅行で便利なレンタルWi-FIとSIMカードのメリット【比較】

海外旅行では、レンタルWi-FIまたはSIMカードを使用してインターネットに接続することが一般的です。レンタルWI-Fiのメリットは、複雑な設定をせずとも簡単に利用できる点です。一方でSIMカードのメリットは、1日あたりの通信費が安く済む場合が多い点です。海外旅行でインターネットを使用したい方に向けて、レンタルWI-FIとSIMカードのメリット・デメリットを徹底比較します。

目次

レンタルWi-FiとSIMカードの比較表

時間がないという方向けに、レンタルWi-FiとSIMカードを海外旅行で重要となる5つの指標で比較した表をご用意しました。
下記の比較表を参考に、海外に行く際にレンタルWi-FiとSIMカードのどちらを持っていくかを検討していただければと思います。

レンタルWi-Fi SIMカード
通信費用(1日あたり) △(1,000円〜2,000円) ◎(100円〜500円)
持ち運びやすさ
複数デバイス・複数人利用
安定性・速度
設定・準備の難易度

レンタルWi-FiとSIMカードのメリットとデメリットをくわしく知りたい方は、次の章以降を読み進めていただけますと幸いです。

レンタルWi-Fiとは

レンタルWi-Fiとは、海外旅行の際に、現地でインターネットを利用する上で必要となる機器(ルーター等)をレンタルできるサービスです。

レンタルWi-Fiを海外旅行で使用するメリット

レンタルWi-Fiを海外旅行で使用するメリットは以下の3点です。

  • 設定が比較的簡単
  • 複数デバイス、複数人で利用できる
  • 日頃使用しているデバイスをそのまま使える

以下では、それぞれのメリットをくわしく紹介します。

設定が比較的簡単

レンタルWi-Fiを利用する際には、レンタルした機器の電源をつけて、スマホ等のデバイスにパスワードを入力するだけで、簡単にインターネットに接続できます。
SIMカードと異なり、ITに関する専門的な知識や面倒くさい操作などが不要であるため、誰でも簡単に設定できるでしょう。

複数デバイス・複数人で利用できる

一般的なレンタルWi-Fiであれば、それ一台でスマホやパソコンなどの複数デバイスを同時に接続できます。
そのため、”観光のためにスマホをインターネット接続しつつ、仕事の連絡をするためのパソコンもインターネットに接続する”といったことが可能となります。

また、複数人で同時にインターネットを利用することも可能であるため、カップルや夫婦、家族などで海外旅行する際にも、レンタルWi-Fiの機器が1台あれば安心です。

日頃使用しているデバイスをそのまま使える

レンタルした機器を使用してインターネットに接続するため、日頃使用しているスマホやパソコン等のデバイスをそのまま使うことができます。
スマホ等のプランや設定等を変更する必要がない上に、日頃使い慣れているデバイスで海外旅行をストレスなく満喫できるでしょう。

レンタルWi-Fiを海外旅行で使用するデメリット

レンタルWi-Fiを海外旅行で使用する際には、以下4つのデメリットにも注意が必要です。

  • 荷物が増える上に、持ち歩きが重くて大変
  • バッテリーの消耗に注意が必要
  • SIMカードと比べて費用が高い
  • 紛失した場合に損害賠償が発生する可能性がある

以下では、各デメリットを解説します。

荷物が増える上に、持ち歩きが重くて大変

レンタルWi-FIを利用する際には、ルーターや充電用の機器類を海外旅行先に持っていく必要があります。
そのため、SIMカードと比べて海外旅行に持っていく持ち物が増える点がデメリットとなります。

また、インターネット接続に必須のルーターはやや重いため、観光やアクティビティなどの際に邪魔となる可能性があります。

バッテリーの消耗に注意が必要

利用するサービスや機器の状態にもよりますが、レンタルWi-Fiの機器は電池の消耗が速い傾向があります。
そのため、気にせずにインターネットを使用していると、観光途中で電池が切れてしまい、インターネットを利用できなくなるおそれがあります。

したがって、一日中観光で外出している場合には、インターネットに接続しない時は電源を切るなどして、電池の消耗を抑える必要が出てきます。

SIMカードと比べて費用が高い

海外旅行先の国や加入するプランにもよりますが、レンタルWi-Fiを利用すると、1日あたり1,000円〜2,000円程度の通信費用がかかります。
SIMカードと比べて1日あたりの費用は高い傾向があるため、長期の海外旅行であるほど多額の通信費が生じるため注意です。

紛失した場合に損害賠償が発生する可能性がある

利用するサービスによるものの、基本的にはレンタルWi-Fiの機器を紛失した場合には、損害賠償の費用を支払う必要が出てきます。
余分な費用を払いたくない方は、紛失しないように細心の注意を払わなくてはいけません。

もしくは、紛失した場合に備えて保険に加入すると良いでしょう。

SIMカードとは

SIMカードとは、簡単にいうとスマホ等のデバイスに挿し込むことで、その端末でインターネットや音声通話などのサービスを利用できるようになる小さなICチップです。

SIMカードを海外旅行で使用するメリット

レンタルWi-Fiを海外旅行で使用するメリットは以下の3点です。

  • レンタルWi-Fiよりも安く利用できる
  • 荷物が軽い、少なくて済む
  • 利用する日数やデータ量などに応じて利用するSIMカードを選択可能

以下では、それぞれのメリットをくわしく紹介します。

レンタルWi-Fiよりも安く利用できる

SIMカードを利用する場合、1日あたりの通信費は100円〜500円くらいとなります。
そのため、レンタルWi-Fiよりもインターネットにかかる費用を安く抑えることが可能です。

海外旅行が長期間に及ぶ方であれば、SIMカードの利用がオススメです。

荷物が軽い・少なくて済む

SIMカードは指の上に乗るくらい小さなICチップです。
そのため、レンタルWi-FIと比べて、荷物が圧倒的に軽くて済む上に、余分な荷物がスーツケースやバッグを圧迫する心配もありません。

利用する日数やデータ量などに応じて利用するSIMカードを選択可能

SIMカードの販売ページを見ると、利用日数やデータ量、渡航先などに応じて別々のSimカードが用意されています。
ご自身の海外旅行先や旅行期間(インターネットの利用日数)、利用データ量などに応じて最適なSIMカードを購入できるため、費用に無駄が生じにくいでしょう。

SIMカードを海外旅行で使用するデメリット

SIMカードを海外旅行で使用する際には、以下4つのデメリットにも注意が必要です。

  • 設定がとても複雑で大変
  • SIMフリーまたはSIMロックが解除されているスマホがないと利用できない
  • テザリングできないSIMカードの場合、複数台でのインターネット利用はできない
  • 選んだSIMカードや国、地域によっては通信が不安定・速度が遅い場合がある

以下では、各デメリットを解説します。

設定がとても複雑で大変

費用が安く済むなどのメリットが魅力的なSIMカードですが、設定の複雑さ・大変さが無視できないデメリットとなります。

SIMカードを利用するには、デバイス(スマホなど)のSIMロック解除やSIMカードの入れ替え、APNやサーバの設定などの設定をすべて行う必要があります。
設定の方法に誤りがあると、現地でインターネットを利用できないという事態になり得ます。

また、APNやサーバの設定にはITに関する専門的な知識が必要となるため、慣れていない方だと設定が完了するまでに多大な労力と時間がかかるおそれがあります。

SIMフリーまたはSIMロックが解除されているスマホがないと利用できない

SIMカードを使ってインターネットに接続するには、SIMフリーの端末でなくてはいけません。
そのため、SIMフリーのスマホを準備するか、現在保有しているスマホのSIMロックを解除する必要があります。

総務省によると、2021年10月1日以降に新たに発売された携帯電話端末に関しては、原則として最初からSIMロックが設定されていないため、基本的には問題なくSimカードを利用できるでしょう。※1
ただしそうでない場合は、申し出を行わないとSIMロックを解除してもらえない可能性があります。※1

したがって、まずはご自身のスマホにSIMカードを挿し込んでインターネットを利用したい方は、まずSIMロックがかかっているかどうかを確認し、かかっている場合はかならず解除しましょう。

テザリングできないSIMカードの場合、複数台でのインターネット利用はできない

テザリングできないSIMカードの場合、インターネットに接続できるのはSIMカードを挿し込んだスマホのみです。
言い換えると、複数台でインターネットに同時接続することは原則できません。

複数台でインターネットを利用したい方は、テザリングできるSIMカードを購入するか、レンタルWi-Fiを利用しましょう。

選んだSIMカードや国、地域によっては通信が不安定・速度が遅い場合がある

選んだSIMカードや海外旅行先の国・地域によっては、通信が不安定だったり、通信速度が遅かったりする場合があります。
通信が不安定・通信速度が遅いと、観光を満喫できなかったり、仕事の連絡に支障が生じたりするおそれがあります。

※1 SIMロックについて – 総務省

ご自身の状況や旅行スタイルによって使い分けることが重要

ここまで解説したとおり、レンタルWi-FiとSIMカードにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、どちらが優れているかは一概に断言できません。
ご自身の状況や旅行スタイルによって、それぞれの手段を使い分けることが大切です。

この章では、レンタルWi-FIとSIMカードそれぞれについて、適している人をお伝えします。

レンタルWi-Fiが適している人

レンタルWI-FIは、以下の条件に該当する方にオススメです。

複数人で海外旅行に行く方、仕事も兼ねて海外に行く方

前述の通り、レンタルWi-FIの機器を使えば、一度に複数人・デバイスでインターネットに接続できます。
そのため、家族や夫婦などの複数人で海外旅行に行く方や、仕事も兼ねて海外に行くビジネスパーソンなどの方にオススメです。

SIMカードの場合、基本的には使用する人数分を購入する必要があります。
そのため、複数人で海外旅行に行く場合は、レンタルWI-FIの方が通信費の総額は安くなる可能性があります。

また、レンタルWI-FIにはデータ通信量が無制限のプランも多いため、通信制限を気にすることなく大人数または複数の用途で使えるのも嬉しいポイントです。

海外旅行の初心者

前述の通り、レンタルWI-FIは電源を付けるだけで使用できるため、面倒な設定が必要なSIMカードと比べて、簡単にインターネットに接続できます。

海外旅行が初めての方にとって、SIMカードの複雑な手続きや設定を完璧に行うのは難しいでしょう。
設定に手間取って、現地に到着後の観光に支障をきたすおそれもあります。

また、SIMカードによっては通信が不安定だったり低速だったりするものもあるため、品質の高いSIMカードを見極める力も必要となってきます。
品質の悪いSIMカードを使用すると、費用は安く済んでも満足にインターネットを利用することができないおそれがあります。

そのため、海外旅行の経験がほとんどない方にはレンタルWi-FIの方がオススメです。

 

海外で利用できるレンタルWi-Fiには様々なサービスがあります。

たとえばグローバルWiFiというサービスは、東京商工リサーチが行った「海外用レンタルWi-Fiサービス」という調査で、2016年から2020年、5年連続で利用者数No.1を獲得しており、海外旅行者の間で高い評価を得ています。

グローバルWiFiが優れている点は以下の6点です。

  1. 24時間365日LineやSkype、メールで無料によるお問い合わせができるため、初心者の方でも安心してレンタルできる
  2. 定額制のプランであるため、使い過ぎで多額の請求がくる心配がない
  3. 容量無制限のプランが用意されている、海外旅行中でも容量を増やせるため、容量を気にせずにインターネットを利用可能
  4. 国内17空港や海外旅行先の空港(ハワイと韓国)で機器を受け取れる、返却は宅配便でも可能
  5. 200以上の国と地域で利用できる
  6. 安心補償パックに加入すれば、水没や盗難時に弁済金の80%~100%を免除してもらえる

ほとんど海外旅行に行ったことがない方にとっては、サポートや補償が手厚い点や容量を気にせずに海外旅行を楽しめる点は大きな魅力と言えます。

SIMカードが適している人

SIMカードは、以下の条件に該当する方にオススメです。

できる限り海外旅行の費用や荷物を抑えたい方

SIMカードは、レンタルWi-FIと比べて1日あたりの通信費(1人あたり)が安く済む上に、荷物も軽くかさばる心配がありません。
そのため、できる限り海外旅行の費用や荷物を少なく済ませたい方には、SIMカードの方がオススメです。

特に、海外旅行の期間が長期に及ぶ場合、宿泊や観光などに多額の費用がかかる上に、荷物やお土産でスーツケースのスペースも圧迫する傾向があります。
そのため、相対的に費用と荷物が少なくて済むSIMカードの利点が高まると言えるでしょう。

海外旅行の上級者

海外旅行に慣れている方であれば、SIMカードの設定や準備を難なく行えるでしょう。
これまで使ったことがない方でも、SIMカードの会社に問い合わせたり、ご自身で検索したりすることで、簡単に設定できるかと思います。
万が一トラブルが発生しても、旅行中でも余裕を持って対処する力が備わっているため問題ないでしょう。

また、各国・地域の通信環境、通販サイトのクチコミなどをもとに、品質の良いSIMカードを見極めることも可能です。

以上より、海外旅行の上級者である方には、費用も荷物も少なくて済むSIMカードの利用がオススメです。

 

海外旅行で使用できるSIMカードは様々ありますが、特にオススメなのはSim2Flyです。
Sim2Flyが優れている点は以下の5点です。

  1. ヨーロッパやアジア、アメリカなど複数の国・地域で利用できる
  2. 容量内・期間内であれば、別の国に移動しても挿し替えせずにそのまま利用できる(周遊に便利)
  3. 機器によってはテザリングを使用できる
  4. スマホで容量や期間のチャージを行える(ただし英語対応)
  5. チャージすることで音声通話も利用可能

テザリングを使用できる点や周遊に便利な点で、海外旅行の中級者から上級者の方まで幅広くオススメです。

まとめ

レンタルWi-FIとSIMカードには、それぞれに特有のメリットとデメリットがあります。
どちらが良いかは人それぞれであるため、今回お伝えした内容を参考に、海外旅行でインターネットに接続する手段を選んでいただければと思います。

関連記事

海外旅行の必需品と便利な持ち物を50個紹介します! たとえば、機内では耳栓、旅行先ではSimカードがあると非常に便利です。また、クレジットカードや海外旅行の保険証は必需品となります。一方で、実際に持っていて不要だと思った持ち物もありま[…]

海外旅行に便利な持ち物50選