マレーシアの古都マラッカのオランダ広場に位置するマラッカキリスト教会(Christ Church Melaka)。
マラッカキリスト教会は鮮やかな赤ピンク色の教会でオランダ広場のシンボルになっています。
本記事では、マラッカキリスト教会の実際の内部見学レポや閉館時間情報、アクセス方法など観光スポット情報を紹介します!
マラッカキリスト教会とは?
マラッカキリスト教会は、オランダ植民地時代の1753年に完成しました。
実際に訪問した際には外観に建立年「1753」という数字が刻まれているのでチェックしてみてくださいね。
270年以上の歴史があるマラッカキリスト教会は、オランダ統治100周年を記念して建築されました!
マラッカキリスト教会の歴史:オランダ占領時代
オランダ占領前のマラッカはポルトガルによって支配されていました。
ポルトガル占領時代は宗主国のポルトガルでローマカトリック教会が主流だったため、マラッカキリスト教会から丘をのぼったところにある「セントポール教会」がこの地の中心的な信仰の場所としての役割を担っていました。
オランダ占領時代になると、オランダ人たちはカトリックのセントポール教会をプロテスタントの教会に変えました。
そして、オランダ占領のはじまりから100年後にセントポール教会の老朽化などもあり、オランダ広場の中心地にマラッカキリスト教会を建てました。
マラッカキリスト教会をはじめオランダ広場の建物は鮮やかなサーモンピンクのような赤ピンク色になっていますが、当初は赤ピンクではなく白かったということです。
マラッカキリスト教会の歴史:イギリス統治時代
マラッカキリスト教会が建立後、オランダ統治時代が終わり、変わりにイギリスがマラッカを統治するようになりました。
イギリス人はマラッカキリスト教会をイングランド国教会を母体とするアングリカンチャーチ(聖公会)に変えました。
国教会を母体とする教会で分類としてはオランダ統治時代と同様のプロテスタントですが、カトリックとカルヴァン派プロテスタントのハイブリッド教会と言われているそうです。
イギリス統治時代に現在の名前であるマラッカキリスト教会という名前に改名されました。
実際に行ってみた!マラッカキリスト教会の内部見学レポ
サーモンピンク色のマラッカキリスト教会の内部に実際にはいってみました!
教会内部の見どころ
教会内部は質素で落ち着いたつくりになっていました。
プロテスタントの教会なので、十字架が壁にかけられているのみで豪華な装飾はありません。
ちょうど私が訪問した際は270周年記念の年で壁にシールやタペストリーが飾られていました。
アーチ型の窓はファンライトというそうです♪
とても歴史がありそうな椅子が並び、静かに礼拝することができる空間でした。
教会の後方(オランダ広場から見たら前面)からは外に出ることができました!
トライショーがたくさん駐車しているので、マラッカらしい風景を撮影することができますよ(*^▽^*)
マラッカキリスト教会の営業時間
マラッカキリスト教会に入場できるのは、2025年現在、火曜日~日曜日です。
営業時間は午前9時~午後4時30分。
※日曜日は午前8時30分~午後1時のようなので注意してください。
定休日は月曜日。
クアラルンプールから月曜日・火曜日の1泊2日でマラッカ観光に訪問しましたが、やはり初日の月曜日は開いていませんでした!
マラッカキリスト教会の入場料金
マラッカキリスト教会の内部見学にかかる料金は無料です。
アクセス方法|マラッカキリスト教会への行き方
マラッカキリスト教会はマラッカ観光の中心部「オランダ広場」にあります。
マラッカのバスターミナル「マラッカセントラル」からオランダ広場はタクシーアプリGrabで車で約15~20分。
オランダ広場周辺はタクシー乗り降り場所があったので、直接行くことができましたよ。
また、オランダ広場は装飾がキラキラしている観光用人力車「トライショー」も利用することができるので、周辺観光スポットへの移動手段としておすすめです!
マラッカキリスト教会の地図はこちら▽
まとめ
マレーシアの古都マラッカにあるマラッカキリスト教会のスポット情報を紹介しました。
マラッカキリスト教会は、オランダ占領時代に建てられた歴史のある教会です。
オランダ広場周辺には、セントポール教会やファモサ要塞跡など見どころスポットがたくさんあるので、合わせて訪問することをおすすめします!
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