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【マラッカ】ババニョニャヘリテージ博物館の見学情報を紹介!

ババニョニャヘリテージ博物館

マレーシアの古都マラッカにある観光スポット「ババニョニャヘリテージ博物館(The Baba Nyonya Heritage Museum)」に行ってきました!

ババニョニャヘリテージ博物館は、1896年に建てられた「プラナカン一族」の邸宅がそのまま博物館になっている私立博物館です。

本記事では、マラッカのババニョニャヘリテージ博物館について観光スポット情報(内部見学情報)を紹介します!

マラッカ ババニョニャヘリテージ博物館とは?

ババニョニャヘリテージ博物館

マラッカにあるババニョニャヘリテージ博物館(The Baba Nyonya Heritage Museum)は、プラナカンであるチャン氏の私邸を見学できる博物館です。

アイハナ
チャン氏一家の起源は中国の福建省!

16世紀、中国からやってきた人の中で現地人と結婚した人とその子孫をプラナカンと呼びます。

また、博物館の名前にもなっている「ババニョニャ」とは、華人が現地マレー人女性との間にできた子供のことを指します。

子どもが男の子ならババ、女の子ならニョニャと呼んでいたそうです!

ババニョニャヘリテージ博物館では、当時実際に一族が住んでいた空間や、プラナカン陶器、家具、豪華な階段、調度品などを見学することができます。

開館時間

ババニョニャヘリテージ博物館の開館時間は、10時~16時15分になります。

定休日は火曜日です。

※2025年2月現在の情報になります。

入場料金

ババニョニャヘリテージ博物館の入場料金は大人1人18RMでした!

アイハナ
日本円で約600円ほどです。

お子様の場合は13RM、ガイド付きツアーを申し込む場合は25RMになります。

セルフツアーとガイド付きツアー

ババニョニャヘリテージ博物館は自由に館内を周るセルフツアーとガイド付きツアーがありました。

筆者はセルフツアーで自由に館内を周りました!

博物館内の説明が日本語で書かれた冊子を貸していただけるので、セルフツアーでも十分に楽しむことができたのでおすすめですよ。

ババニョニャヘリテージ博物館の見どころ

クチコミを見たところ5年ほど前までは館内の撮影が禁止されていたようですが、私が訪問した際は館内の写真撮影はしてOKでした。

日本語の案内冊子を受け取って見学スタート!

日本語冊子

この邸宅に住んでいたチャン氏ファミリーの説明も冊子に詳しく書いてありました。

プラナカン陶器が置かれた豪華な邸宅のお部屋をじっくり見学。

ババニョニャヘリテージ博物館

まず最初に見学したグランドレセプションホールは、マレーの風習を取り入れつつ、典型的な海峡華人の配置になっているそうです。

アイハナ
左右対称で家具の数は二の倍数でなければならない、とのことですΣ(・ω・ノ)ノ!

商談などにも使われたというレセプションホールでは、細かい装飾が施された美しい家具を見学することができました。

ババニョニャヘリテージ博物館

邸宅内にある当時の家具はすべて中国本土から連れてきた家具職人によってつくられたというから驚きです。

建物の左右の壁には窓がなく、光や風は中庭から入ってくる仕組みになっています。

アイハナ
とても開放的なつくりです!

ババニョニャヘリテージ博物館

年中暑いマレーシアですが、温度調節はなんと中庭に降る雨を利用していたとのこと。

雨が中庭に降ると邸宅内の温度が涼しくなるそうです。

また、この家の大きな特徴は階段です。

金箔が貼られているとても豪華な階段は、釘が一切使われていないんですって!

ババニョニャヘリテージ博物館

1階の見学を終えたら、階段の手前で靴を脱ぎ2階へ行きます。

2階は土足厳禁になっていました。靴箱などはなく、皆てきとうに脱いでいましたよ。

2階へあがってすぐのところに主寝室がありました。

現在は花嫁の寝室のショーケースとして公開されています。

ババニョニャヘリテージ博物館

中華系プラナカンの結婚式は12日に渡って盛大なお祝いをするそうです。

この部屋では花嫁と花婿の服装も見学できました。

別の部屋では当時の衣服や家具が飾られていて、当時の暮らしぶりに思いを馳せました。

ババニョニャヘリテージ博物館

邸宅内には宝飾品や立派なプラナカン食器の展示もあり、この地に根付くプラナカン文化を知ることができました!

プラナカン食器

午前中に訪問したため、観光客もそれほど多くなくゆっくりと邸宅内を見学できました。

ババニョニャヘリテージ博物館の見学所要時間は約1時間みておけば十分です!

ババニョニャヘリテージ博物館のミュージアムショップ

出口前にはプラナカン雑貨などのお土産が売っているババニョニャヘリテージ博物館のミュージアムショップ「The Baba Story」がありました!

ミュージアムショップは館内の見学をしていない方でも外の通りから直接入ることができるようになっていましたよ。

色々なお土産品が売っていましたが、プラナカンタイルは小さくておしゃれなのでお土産におすすめです♪

プラナカンタイル

素敵なプラナカン食器も売っていました!

アイハナ
マラッカの街には意外とプラナカン食器が売っていなかったのでここで購入するのもいいと思います。

プラナカン食器

こちらのお店で買うことができるマラッカ名物のニョニャパイナップルタルトもおすすめです。

ニョニャパイナップルタルト

ババニョニャヘリテージ博物館へのアクセス方法

ババニョニャヘリテージ博物館はマラッカの中心部にあるので、オランダ広場から徒歩で楽々アクセスできました。

マラッカで一番有名な通り「ジョンカーストリート」のお隣の通りであるJalan Tun Tan Cheng Lockという通り沿いにあります。

周囲にはいくつかのプラナカン邸宅が並んでいたので、周辺も合わせて散策してみると楽しいと思います♪

▽ババニョニャヘリテージ博物館の地図はこちら▽

ババニョニャヘリテージ博物館の住所(所在地):48-50, Jalan Tun Tan Cheng Lock, 75200 Melaka, マレーシア

まとめ

マラッカでプラナカン文化を知ることができる博物館「ババニョニャヘリテージ博物館」を紹介しました!

ババニョニャヘリテージ博物館では日本語版冊子を持ち歩きながら館内を周ることができたので、プラナカン文化の理解を深めながら自分のペースで見学することができました。

マレーシアのペナン島にもプラナカンの博物館であるプラナカンマンションがあるので、機会があれば行ってみたいなと思いました。

みなさんもぜひマラッカに行く際はババニョニャヘリテージ博物館に足を運んでみてくださいね♪

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